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メアリーの総て

上映中~2月21日(木)

©Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017

日時

上映中~2月21日(木)

料金

一般¥1,800/ユース(22歳以下)¥1,500/シニア¥1,100/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300/ユース(22歳以下)会員はいつでも¥1,000)

詳細 DETAIL

「フランケンシュタイン」の著者、メアリー・シェリー18歳

英文学史上、最も若くして最もセンセーショナルな人生を送った彼女の胸を衝く真実

200年もの間、愛され続けてきた「フランケンシュタイン」。ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチら、今世紀を代表する鬼才たちにも絶大な影響を与えている、ゴシック小説の金字塔だ。SF小説の元祖とする評価もあり、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンなどの巨匠たちも、深いリスペクトを表明している。時代を超えて現在も、様々な映画・演劇・小説などに原案として、惜しみなく命を与え続けている本物のマスターピースだ。 そんな孤独な〈怪物〉の愛と哀しみの物語を生み出したのは、当時18歳のメアリー・シェリー。「高慢と偏見」のジェーン・オースティン、「ジェーン・エア」のシャーロット・ブロンテらと並び、イギリス文学史を語る上で最も重要な女性作家の一人でありながら、これまでヴェールに包まれてきた彼女の波乱に満ちた人生が、初めて映画化された。

【Story】
19世紀、イギリス。作家を夢見るメアリーは、折り合いの悪い継母と離れ、父の友人のもとで暮らし始める。ある夜、屋敷で読書会が開かれ、メアリーは“異端の天才詩人”と噂されるパーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれ合う二人だったが、パーシーには妻子がいた。情熱に身を任せた二人は駆け落ちし、やがてメアリーは女の子を産むが、借金の取り立てから逃げる途中で娘は呆気なく命を落とす。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた──。

『メアリーの総て』
監督:ハイファ・アル=マンスール『少女は自転車にのって』
出演:エル・ファニング『マレフィセント』、ダグラス・ブース『ノア 約束の舟』、ベル・パウリ―『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』、トム・スターリッジ『オン・ザ・ロード』
原題:MARY SHELLEY/2017年/イギリス、ルクセンブルク、アメリカ/121分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:牧野琴子 配給:ギャガ