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奇跡の小学校の物語 ~この学校はなくさない

上映中~4月4日(木)

日時

上映中~4月4日(木)

料金

一般¥1,800/ユース(22歳以下)¥1,500/シニア¥1,100/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300/ユース(22歳以下)会員はいつでも¥1,000)

詳細 DETAIL

廃校の危機を乗り越えた奇跡の小学校の物語。

どうしたら児童を増やせるか?
地域の魅力を掘り起こす。移住者のための村づくり。高齢者が活躍する給食農園。
その他、様々な奇策で学校再建。

平成15年11月、いつも通り穏やかな朝を迎えた古賀志町の住民は、突然の新聞記事で目を覚ました。「5年以内に複式学級を解消しなければ統廃合」いわゆる廃校の危機と宣告された。皆一様にショックで固まった。
栃木県宇都宮市。古賀志山の山裾に、城山西(しろやまにし)小学校がある。昭和の30年代には180名ほどのにぎわいがあったが少子化の波に乗り、急激な児童減少に伴い平成9年に複式学級となる。
地域のリーダーは、子供の減少に学校の危機感を感じたが、本当に廃校の危機を宣告されるとは思わなかった。丁度その頃、校庭の真ん中にある天然記念物の桜も、学校の後を追うように枯れ始め、あと5年の命と宣告された。

絶体絶命の状況の中、ひょいと赴任してきた校長先生とその枯れかけた桜が、なんとこの学校の運命を変えた。

小規模特認校として新たなスタートを切るため校長は、様々な奇策を打ち出し「五つ約束」を掲げ学校再建に取り組んだ。
この地区は伝統的に「おらが学校の」絆で結束されており、「どんな事があっても、この小学校はなくさない」と住民も一つになった。
そして、行政までもがこの小さな学校を見捨てず、廃校を乗り切る取り組みに真剣に向き合った。
そして地域、学校、行政が一つになった結果、この小学校は4年というわずかな時間で廃校の危機を乗り越えた。
学校を救った校長の方針は、今でもそれを受け継ぎ「大きな学校にしか出来ない無いものをねだるより、小さな学校だから出来る事があります。」


『奇跡の小学校の物語 ~この学校はなくさない』
(2018/日本/HD/16:9/76分/ドキュメンタリー )
監督・撮影・編集:安孫子亘
ナレーション:ダイアモンド☆ユカイ
プロデューサー:ナオミ
音楽:DAIJI
主題曲:歌/光岡昌美「君の夢をのせて」
題字・デザイン:やまなかももこ
製作デスク:塩谷奈津紀
製作協力:有限会社 随想社、(株)サンミュージックプロダクション
写真提供:城山西小学校
参考資料:国際総合企画株式会社
協賛:沖縄自主上映会促進ネットワーク
栃木県北市民ネット映画サークル十人十色
後援:栃木県
栃木県宇都宮市/宇都宮市教育委員会
下野新聞社/とちぎ朝日/東京新聞宇都宮支局
制作協力:城山西小学校映画制作実行委員会
企画・製作:ミルインターナショナル