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「シベリアからの手紙」+「ある闘いの記録」【クリス・マルケル特集2019~永遠の記憶~】

上映中~5月8日(水)

日時

上映中~5月8日(水)

料金

一般¥1,600/ ユース(22歳以下)¥1,100 / シニア¥1,100 / ジュニア(15歳以下)¥800 / UPLINK会員¥1,000

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詳細 DETAIL

【上映プログラム情報】


■「シベリアからの手紙」+「ある闘いの記録」=118分


【上映作品】


「シベリアからの手紙」
(1958年/フランス/モノクロ/DCP/61分/原題:Lettre de Sibérie)

開発途上のシベリアの街と風景や人々の様子を、アニメーションやアーカイブ映像を挿入しつつ書簡形式のナレーションで描く。“シネ・エッセイ”の作家として注目された1作。
監督:クリス・マルケル
撮影:サッシャ・ヴィエルニ/クリス・マルケル
ナレーション:ジョルジュ・ルーキエ
日本語版字幕:松岡葉子 配給:パンドラ


「ある闘いの記述」
(1960年/イスラエル=フランス/カラー/DCP/57分/原題:Description d’un combat)
1948年の建国以来12年目を迎えたイスラエルの複雑な現実を描く。1967年の第三次中東戦争勃発後、マルケル自身が本作の上映を禁じた時期があった。1961年ベルリン国際映画祭短編部門金熊賞受賞。
監督:クリス・マルケル
撮影:ギスラン・クロケ
ナレーション:ジャン・ヴィラール
日本語版字幕:松岡葉子 配給:パンドラ


クリス・マルケル / Chris Marker

パリ生まれの映画作家/プロデューサー/写真家など。本名はクリスチャン=フランソワ・ブッシュ=ヴィルヌーヴ。第二次世界大戦中は、ナチスに対するレジスタンスに参加。『夜と霧』(1955年)でアラン・レネの助監督を務める。
記憶と記録、歴史と個人史、戦争、虚構と現実など、永遠に消えることのないテーマで数多くの作品を発表。フィルム、写真、本、ビデオ、ゲームなど、多様なメディアを自在に使って完成させる作品は優雅な映像詩のようであり、映画史上、他に例のない作風を確立させ、『12モンキーズ』(1995年製作・日本公開は1996年/ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞(ブラッド・ピット)他)のテリー・ギリアム監督を始め、影響を受けたクリエイターは世界中に数多い。監督以外にも、『ベトナムから遠く離れて』(1967年製作・日本公開は1968年/アラン・レネ ウイリアム・クライン アニエス/ヴァルダ クロード・ルルーシュ ヨリス・イヴェンス ジャン=リュック・ゴダール共同監督)のプロデューサーなど、多彩な作品の誕生に寄与した。また数回来日し 日本についての作品もつくっている。