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グッド・ヴァイブレーションズ

上映中~9月19日(木)

© Canderblinks (Vibes) Limited / Treasure Entertainment Limited 2012

日時

上映中~9月19日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

自由をつかむんだ!この魂は、決して“金”には渡さないー。

その音楽は、1978年の北アイルランド<ベルファスト>で若者達と1人のレコード店主に生きる理由を与えた。
“グッド・ヴァイブレーションズ”はレコード屋じゃない、レーベルでもない。それは生き方なんだ。

THE UNDERTONES、RUDI、THE OUTCASTS、PROTEXなどのロック・バンドを世に送り出した北アイルランドのレコード店でありレコード・レーベル<グッド・ヴァイブレーションズ>の創設者、“ベルファスト・パンクのゴッドファーザー”と呼ばれるテリー・フーリーの実話に基づき、半生を描いた超大作ではないけれども愛さずにはいられない英国の臭いが全編に漂う作品が完成から7年の歳月を経てようやく日本公開となる。ヒットチャートを賑わしたバンドや楽曲が登場する訳ではないのだが、この映画に宿る“決して揺るがず諦めない”精神は、自分が信じたもの、惚れ込んだものを世の中に知ってもらう為にもがいた経験が一度でもある人には、きっと痛いほどに響くに違いない。1人のレコード店主の生き方は、一見便利な現代の情報社会でストレスを感じる我々へ贈られたメッセージのようでもある。本作は2012年の制作でイギリスでの公開は2013年。日本では劇場公開がされていなかったが、2018年に自主上映企画<アイルランド映画が描く「真摯な痛み」>で上映されたことをきっかけに、このたびの一般公開へと繋がっていった。

【STORY】

真実に基づくテリー・フーリーの物語。1970年代の北アイルランドは紛争の真っ只中にあり、多くの犠牲者を生み出していた。1975年に北アイルランドをツアー中のアイルランドのバンド、マイアミ・ショーバンドがアルスター義勇軍によって虐殺された<マイアミ・ショーバンド虐殺事件>によって、北アイルランドにやって来るミュージシャンは激減し、北アイルランドの音楽産業は壊滅状態となっていた。そんな中、町を出ずに客のいないナイトクラブでDJを続けていたテリー・フーリーは、運命の女性ルースと出会い燃えるような恋に落ち、やがて結婚を決意する。

『グッド・ヴァイブレーションズ』(2012年/イギリス=アイルランド/103分/カラー/シネマスコープ/DCP/PG12/原題:Good Vibrations)
監督:リサ・バロス・ディーサ、グレン・レイバーン
脚本:コリン・カーベリー、グレン・パターソン
出演:リチャード・ドーマー、ジョディ・ウィッテカー、マイケル・コーガン、カール・ジョンソン、リーアム・カニンガム、エイドリアン・ダンバー、ディラン・モラン他
配給:SPACE SHOWER FILMS
© Canderblinks (Vibes) Limited / Treasure Entertainment Limited 2012