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雲の上

上映終了

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上映終了

料金

一般¥1,500/ユース(22歳以下)¥1,100/アンダー18(18歳以下)¥1,000/シニア¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300)/ユース(22歳以下)会員はいつでも¥1,000

詳細 DETAIL

『典座 -TENZO-』公開記念!空族初期傑作選上映!


【TENZO割り】

一般1,500円のところ『典座 -TENZO-』の半券提示で1,000円に割引

※オンライン・劇場の券売機でご購入される方は入場時に半券をご提示下さい。


空族の原点。中上健次、柳町光男に多大な影響を受け
制作に4年を費やした富田克也監督処女作

『典座 -TENZO-』の主人公である僧侶、智賢(チケン)。この名前を聞いて過去の空族作品を知っている方はピンときたに違いない。監督富田克也の処女作である『雲の上』において、寺の跡取り息子である主人公の名前もチケンである。空族作品群は“サーガ”と呼ばれ互いに連環しているのが特徴だが、最新作『典座 -TENZO-』は処女作『雲の上』にチョッケツする作品と言えよう。
平成〜令和への移り変わりの中で生きるわたしたちにとって“信仰”とか何かを問う『典座 -TENZO-』。このたび空族の原点でもあり出発点でもあるアップリンクにて新作公開に合わせて関連する過去2作品をピックアップし、凱旋上映いたします!

【STORY】

刑務所から出所したチケンが久しぶりに故郷に帰ってきた。
自分のいないうちに、少しずつ何か変わり始めている気配をチケンは感じ取る。老婆たちのうわさ話や、団地、仲間たち……。「紅雲院」は屋根の改修工事をしている。「紅雲院」には蛇たちが滝壺に集まって天に向かって遡り、屋根で体を赤く染めて龍になるという言い伝えがあった。その赤かった屋根の色が変わっていたのだった。チケンは「紅雲院」という寺の跡取り息子だ。刑務所に入ってからチケンは、以前は嫌っていた坊主になるために修行に出ようと決意していた。一方、幼馴染みのシラスはやくざになったと仲間から知らされる。シラスはやくざになってもなりきれず、足をあらいたいとチケンに言う。チケンは幼い頃に果たせなかった約束を果たそうと、シラスを助けようとして事件に巻き込まれて行く。

『雲の上』 (2003年/8mm→DV/140分)
監督・編集:富田克也 
脚本:富田克也、井川拓、高野貴子 
撮影:高野貴子
キャスト:西村正秀、鷹野毅、荒木海香、古屋暁美、伊藤仁、相澤虎之助