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風をつかまえた少年

上映中~10月24日(木)

© 2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC

日時

上映中~10月24日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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アカデミー賞受賞『それでも夜は明ける』キウェテル・イジョフォー初監督作

14歳の少年は荒れ果てた土地の真ん中でいかにして電気と未来を手に入れたのか?
世界を感動で包んだ実話ベストセラーついに映画化!

2010年に日本でも出版された1冊のノンフィクションが、世界を驚かせ、興奮させた。中等学校を退学になった14歳の少年ウィリアムが、当時人口のわずか2%しか電気を使うことが出来ない、世界で最も貧しい国のひとつアフリカのマラウイで、自分の頭脳と手だけを頼りに電気を起こす風車を作り、自家発電することに成功したのだ。彼は家族と村の人々を救うだけでなく、大学へ進学し、様々な活動を通して2013年にタイム誌の「世界を変える30人」に選ばれるという素晴らしい人生も手に入れた。

ウィリアムを演じるのは、ケニアとマラウイで行われたオーディションで、傑出した存在感を放っていた少年、マックスウェル・シンバ。これまで全く演技の経験がないにもかかわらず、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞のノミネート経験を誇るキウェテル・イジョフォーに、「なぜあんな自然な演技が出来るのかわからない。本当に感心した」と言わしめた逸材だ。逃げ出したくなるほど険しい道も、絶望するほど高い壁も、好奇心と勇気を武器に変えて次々とクリアしていくウィリアムを、生き生きと演じた。

STORY

2001年、アフリカの最貧国のひとつマラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。
それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。

『風をつかまえた少年』
(2018年/イギリス・マラウイ/英語・チュワ語/113分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:The Boy Who Harnessed the Wind)

監督・脚本・出演:キウェテル・イジョフォー『それでも夜は明ける』
出演:マックスウェル・シンバ、アイサ・マイガ
原作:「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)
日本語字幕:松崎広
配給:ロングライド