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この星は、私の星じゃない 

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料金

【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000

詳細 DETAIL

\トークショー決定/

11月21日(土)上映後 登壇者:石川優実さん(#KuToo署名発信者)
11月22日(日)上映後 登壇者:吉峯美和監督
11月23日(月・祝)上映後 登壇者:田中美津さん


ドキュメンタリー映画『この星は、私の星じゃない』は、1970年代初頭、日本におけるウーマン・リブ運動を強力に牽引した田中美津を、4年間に渡り追ったドキュメンタリー映画である。

当時、「女らしく生きるより、私を生きたい」という田中の思いに多くの女たちが共感し、ウーマン・リブ運動が日本各地に沸き起こった。「モテない女のひがみ」と嘲笑してくる男マスコミに、「女の生き難さの中にリブが息づいているだけだ!」と、1歩も引かなかった女たち。リブは、田中にとって1対多数の世界だった。今は、鍼灸師として患者と1対1で向き合う田中は、「私の中にその人の居場所があるし、その人の中にも私の居場所がある」、と。

ことばを信じない彼女のことば・・・は、なぜか古くならない。

自分にとって切実な事柄にこだわっていく中で、世界とつながっていきたいと田中は願った。それゆえ「女であること」の痛みは、ウーマン・リブの田中を生んだ。「虚弱であること」のせつなさが、一心の治療を36年間続けている鍼灸師・田中を誕生させ、自らツアーを率いて辺野古に足しげく通うのも、沖縄の苦しみに対し長年見て見ぬふりだった自分への、恥ずかしさを伴う決意ゆえだ。本作はそんな田中に密着した4年間余りの日々を通じて、その心の遍歴を追う。

『この星は、私の星じゃない』(2019年製作/90分/日本)
監督・撮影・編集・朗読:吉峯美和
プロデューサー:中野理惠、吉峯美和
撮影:南幸男 小口久代
録音:宮武亜伊、河合正樹
整音・音響効果:朝倉三希子