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罪と女王

上映中~7月2日(木)

©2019 Nordisk Film Production A/S. All rights reserved

日時

上映中~7月2日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000【※6月12日(金)以降一般会員平日¥1,100】

詳細 DETAIL

女は、守るために、残酷になるー
本国&北欧の映画賞を制覇!息をのむ衝撃作!

その衝撃はサンダンス映画祭の観客賞受賞で始まり、圧倒的国内評価でアカデミー賞デンマーク代表作品に決定、そしてデンマークが誇る偉大な女性監督スサンネ・ビア、ロネ・シェルフィグですら成し得なかった女性初のデンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)作品賞受賞ほか圧巻の主要9部門受賞!さらに北欧最大の映画賞であるヨーテボリ国際映画祭で最優秀ノルディック賞・観客賞・最優秀俳優賞の3冠受賞、北欧5カ国から選出されるノルディック映画賞でもグランプリに輝き、堂々2019年の北欧を代表する本作は、男性の権力者〈王〉から若い女性への性的虐待への非難は明快だが、女性権力者〈女王〉と若い男性の関係となると判断がグレーゾーンになることへの着目を起点に、メイ・エル・トーキー監督が挑戦した意欲作。知的な女性がモンスターへと変貌する難役をベルリン映画祭最優秀女優賞を受賞したこともある国際的名女優トリーヌ・ディルホムが見事に演じ、大人の嘘を受け入れられない真っ直ぐな少年を演じた新星グスタフ・リンは鮮烈な印象を焼き付け、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「アフター・ウェディング」「偽りなき者」、「フレンチアルプスで起きたこと」など数々の北欧傑作に続く新たな衝撃作が誕生した。

【STORY】
知的で愛情深い女性が、悪意と支配に染まるー児童保護を専門とする優秀な弁護士のアンネは、優しい医者の夫と幼い双子の娘たちと美しい邸宅で完璧な家庭を築いていたが、夫と前妻との息子である17歳の少年グスタフが問題を起こし退学になったため、スウェーデンからデンマークに引き取ることに。グスタフは衝動的な暴力性があり家族に馴染もうとしなかったが、そんな子供達と仕事で常に接しているアンネは根気よく彼を家族として迎え正しい方向へ導こうと努める。しかし、グスタフと少しずつ距離を縮めていくうちに、親密さが行き過ぎてしまい、アンネはグスタフと性的関係を持ってしまう。そして、そのことが大切な家庭とキャリアを脅かし始めた時、アンネは残酷な選択をする。

『罪と女王』(2019年/デンマーク=スウェーデン/デンマーク語・スウェーデン語/127分/シネスコ/R15+)
監督・脚本:メイ・エル・トーキー
共同脚本:マレン・ルイーズ・ケーヌ
製作総指揮:ヘンリク・ツェイン
製作:キャロライン・ブランコ、ルネ・エズラ
撮影:ヤスパー・J・スパンニング
音楽:ヨン・エクストランド
出演:トリーヌ・ディルホム、グスタフ・リン、マグヌス・クレッペル、スティーヌ・ジルデンケルニ、プレーベン・クレステンセン