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ぶあいそうな手紙

上映中~9月3日(木)

© CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

日時

上映中~9月3日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

カエターノ・ヴェローゾの名曲と鮮やかに練られた脚本
ブラジルから届いた可笑しくて温かいのお話

本作はラテンアメリカ有数の映画祭で観客賞、最優秀男優賞、批評家賞を受賞。“素晴らしい脚本は映画をこんなに面白くする”という原点を思い出させる本作は、映画史に残るキューバ映画の傑作『苺とチョコレート』の原作小説で知られる作家セネル・パスが脚本に協力したことでも話題になった。

ラテンアメリカのレジェンドが結集、カエターノ・ヴェローゾの名曲が映画を彩る。

東京国際映画祭グランプリのウルグアイ映画『ウィスキー』(04)で知られる舞台の名優ホルヘ・ボラーニ演じるエルネストを始めとする個性派俳優達の見事なアンサンブル。ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾがアルバム『粋な男』に収録した名曲「ドレス一枚と愛ひとつ」の使い方も絶品。

【STORY】

視力を失いつつある独居老人「78歳のエルネスト」と手紙の読み書きを頼まれたブラジル娘「23歳のビア」。心を隠した手紙でいいの?エルネストが最後に宛てた手紙の相手とは?

ブラジル南部、ポルトアレグレの街。エルネストは78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……それは、エルネストの人生を変える始まりだった。
ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ……。
心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手は?

『ぶあいそうな手紙』(ブラジル/2019/123分/字幕翻訳:比嘉世津子/配給:ムヴィオラ/原題:Aos Olhos de Ernesto/英題:Through Ernesto’s Eyes)
監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード
出演:ホルヘ・ボラーニ(『ウィスキー』)、ガブリエラ・ポエステル、ホルヘ・デリア(『僕と未来とブエノスアイレス』、ジュリオ・アンドラーヂ(『ゴンザーガ〜父から子へ〜』)
脚本:アナ・ルイーザ・アゼヴェード、ジョルジ・フルタード
脚本協力:セネル・パス(『苺とチョコレート』)
配給:ムヴィオラ