日時
上映終了
料金
一律:3,900円 ※障がい者割引、各種割引、会員料金、サービスデー適用外、回数券、未来チケットもご利用いただけません。
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一律:3,900円 ※障がい者割引、各種割引、会員料金、サービスデー適用外、回数券、未来チケットもご利用いただけません。
『死霊魂』
全日程先行販売開始します。
8月26日(水)10時より開始
アップリンク会員は25日(火)22時よりオンライン先行販売開始
全上映日程分の座席先行購入を受け付けます。
上映期間は10月16日(金)~10月29日(木)まで(連日10:00より)。
窓口購入の方にはクリアファイルを差し上げます。
《料金》一律:3,900円
※障がい者割引、各種割引、会員料金、サービスデー適用外、回数券、未来チケットもご利用いただけません。
パック作品:『鉄西区』『鳳鳴 中国の記憶』『無言歌』『三姉妹 雲南の子』『収容病棟』『苦い銭』
いまだ明らかにされない中国史の闇、「反右派闘争」。1950年代後半、「我々は人民の自由な発言を歓迎する!」と政府が主導した「百家争鳴」キャンペーンにのせられ、自由にモノを言ってみたら、ある日突然、「右派」と呼ばれ、55万人もの人が収容所に送られたのだ。そこに大飢饉が重なった。「4500万人の死者を出した史上最も悲惨で破壊的な人災」(フランク・ディケーター著『毛沢東の大飢饉』)ともいわれる凄惨極まりない飢餓によって収容所は地獄と化した。
カメラの前で語るのは、生還率わずか10%ともいわれた収容所を生き延びた者たち。2005年から2017年までに撮影された120人の証言、600時間に及ぶ映像から本作は完成した。
自らカメラをまわしたワン・ビン監督が本作のために撮影した素材は、120の証言と約600時間のラッシュ映像。「ひとつの証言を他の証言よりも目立たせることはしない」「証言を織りあげたり、差し込んだりすることはしない」というルールを定め、その膨大な素材を何度も繰り返し見つづけ、8時間半に近い作品として完成させた。
背景や状況を提示し、収容所の扉を開ける第一部。次々語られる飢餓の状況に衝撃がはしる第二部。そして弾圧した側の証言者の重い問いかけと、死の間際にある人々の思いが壮絶にして崇高な第三部へ。
観客は、いつしかカメラを忘れ、自らが目撃者となるのだ。
デジタルカメラ1台あれば、映画が世界と対峙できる時代に突入したと証明した『鉄西区』(1999-2003)以来、たえず映画界を揺るがし続けてきたワン・ビン監督の集大成でもある本作は、3度目となる山形ドキュメンタリー映画祭大賞、さらに観客賞にあたる市民賞も受賞し、見る人の心を激しく揺り動かした傑作である。
『死霊魂』
(2018年/フランス、スイス/506分(三部上映/第一部166分、第二部164分、第三部176分/英語題:DEAD SOULS)
監督・撮影:ワン・ビン
製作:セルジュ・ラルー、カミーユ・ラエムレ、ルイーズ・プリンス、ワン・ビン
共同製作 ジョゼ・ミシェル・ビュレール、ワン・ヤン
日本語字幕:最上麻衣子(第一部)、新田理恵(第二部、第三部)
日本配給:ムヴィオラ