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アーニャは、きっと来る

上映中~終映未定

©Goldfinch Family Films Limited 2019

日時

上映中~終映未定

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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スケジュールとチケット SCHEDULE & TICKETS

12.01

  • アーニャは、きっと来る

    11:55—13:46

    【予告2分】【1日サービスデー 一律¥1,200】

    販売終了

    15:30—17:25

    【予告6分】【1日サービスデー 一律¥1,200】

    購入する

    18:40—20:31

    【予告2分】【1日サービスデー 一律¥1,200】

    購入する

12.02

12.03

詳細 DETAIL

13歳の羊飼いの少年が、ナチス占領下に学んだ、生きる喜びと希望を描いた異色の注目作

マイケル・モーパーゴの小説「アーニャは、きっと来る」は、スペインとの国境ピレネー山脈の麓に佇むフランスの小さな村・レスカンに住む、13歳の羊飼いジョー・ラランドの物語である。ジョーは日々、生活の大半を羊飼いとして過ごしていた。しかし、平和な村にも戦争の影が忍び寄ってきて―。村がナチスに占領される中、ジョーは自分の家族や友人、村の大人や村で出会ったユダヤ人、さらにドイツ兵らとのかかわりを持ち、彼らの境遇や人生を垣間見る。そして、ユダヤ人の迫害や救出劇をめぐって、人々の連帯感や思いやり、生命の尊厳など様々なことを学び、彼は大人へと一歩ずつ近づいていく。
ホロコーストを描いたナチス映画の多くはユダヤ人への迫害や差別を描いてきた。ナチスの悪名高き指導者たち、片やユダヤ人を救うことで語り継がれてきたオスカー・シンドラーや杉原千畝。しかし、第二次世界大戦時のヨーロッパではユダヤ人を救った名もなき市民も数多く存在した。原作者のマイケル・モーパーゴは、戦争を舞台に人間本来の姿やその本質を、市井の人々を通して問い続けてきた。彼の代表作「戦火の馬」は、2011年にスティーブン・スピルバーグ監督によって映画化されている。本作も原作者の思いを受け止め、従来のナチス映画とは趣の異なる、生きることの素晴らしさと希望を描いた異色の映画となった。

ノア・シュナップの熱演と、彼を支える国際色豊かな俳優陣

主演のジョー役は、Netflixテレビドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で世界的に有名になったノア・シュナップが熱演した。ユダヤ人の彼は映画の内容に共感し、本作の主演を大いに楽しんで撮影に臨んだという。彼の祖父役には、フランスで最も尊敬されている俳優の1人、ジャン・レノ。彼は脚本を読み、ヨーロッパの暗い時代を伝える重要性を感じた。フランス人である彼は、フランス人がユダヤ人を助けた史実が映画になることを意義深く感じていた。ジャン・レノ演じる祖父役のパートナーとなる変わり者の老婆役は、アカデミー賞®最優秀助演女優賞のアンジェリカ・ヒューストン。彼女はアメリカ人だが、フランス農夫人そのものの好演ぶりだ。ベテラン二人が、ユダヤ人の子どもたちを救わなければいけないという重責と苦悩をいぶし銀の演技で表現している。またジョーが慕うナチス将校役は、ドイツ人の名優、トーマス・クレッチマンが演じた。
原作「アーニャは、きっと来る」は日本でも出版され、主に中学生向けに推薦されている。しかし、監督のベン・クックソンは、本作を大人まで含めたより広い客層に向けて制作し、史実に忠実な脚色を心掛けた。暗い歴史に焦点を当てるだけではなく、羊飼いの少年の成長を雄大なピレネーの自然を背景に描き、様々な視点からアプローチした意欲作と言える。
アーニャは、きっと来る。ユダヤ人の少女・アーニャは、まさに希望の象徴だ。いつの時代にも親から子へ受け継がれる、大切なことを教えてくれるすがすがしい映画である。

【STORY】

1942年、ナチス占領下のフランス・ピレネー山脈の麓の小さな村に住む、13歳の少年・ジョーは、生活の大半を羊飼いとして過ごしていた。ある日ユダヤ人・ベンジャミンと出会う。彼は秘密裏にユダヤ人の子どもたちを安全なスペインへ逃がすという危険な計画を企てていた。ジョーはこの計画を手伝うことになる。かたやジョーは個人的な悲しみの感情を共有することで、ドイツ軍の下士官と親しくなっていた。ドイツの労働収容所から帰国したジョーの父親は荒れていたが、ジョーのユダヤ人救出作戦への関与が明らかになると協力を約束する。村人たち一丸となって子どもたちを逃す日が迫ってくるが、ベンジャミンが待つ娘アーニャは来ない。救出作戦は成功するのか…アーニャは村に現れるのか…

『アーニャは、きっと来る』(2019年/イギリス、ベルギー/英語/109分/カラー/ヨーロッパビスタ/5.1ch/原題:Waiting for Anya)
監督:ベン・クックソン
脚本:トビー・トーレス、ベン・クックソン
原作:マイケル・モーパーゴ 「アーニャは、きっと来る」(評論社刊)
出演:ノア・シュナップ、トーマス・クレッチマン、ジャン・レノ、アンジェリカ・ヒューストン
字幕翻訳:関美冬
配給:ショウゲート