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生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事

12月10日(金)~12月16日(木)上映

ⓒ 2021 映画『生きろ 島田叡』製作委員会

日時

12月10日(金)~12月16日(木)上映

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

その男は、死を覚悟して沖縄の地を踏んだ。

玉砕こそ美徳、という考えに抗い、一人でも多くの命を救おうと力を尽くした官吏の記録

島田叡氏は、行政官として本当に尊敬すべき、本物の人物じゃないかと思います。

-故・大田昌秀元沖縄県知事

アジア太平洋戦争末期。すでに日本軍の敗色濃厚だった1945年1月31日、一人の男が沖縄の地を踏んだ。戦中最後の沖縄県知事・島田叡 しまだ・あきら である。前年の10月10日、米軍による大空襲によって那覇は壊滅的な打撃を受け、行政は麻痺状態に陥っていた。そんな中、内務省は新たな沖縄県知事として大阪府の内政部長、島田叡に白羽の矢を立てた。辞令を受けた島田は、家族を大阪に残し、ひとり那覇の飛行場に降り立ったのである。
知事就任と同時に、島田は大規模な疎開促進、食料不足解消のため自ら台湾に飛び、大量のコメを確保するなど、さまざまな施策を断行。米軍が沖縄本島に上陸した後は、壕(自然洞窟)を移動しながら行政を続けた。だが、戦況の悪化に伴い、大勢の県民が戦闘に巻き込まれ、日々命を落としていく。また、島田自身も理不尽極まりない軍部からの要求と、行政官としての住民第一主義という信念の板挟みになって苦渋の選択を迫られる。
戦時下の教育により、捕虜になるよりも自決や玉砕こそが美徳とされた時代、島田はしかしそれに反し、周りの人々に何としても「生きろ」と言い続けていた。その考え方はどのように育まれてきたのか?

『生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事』は、沖縄戦を生き延びた住民、軍や県の関係者、その遺族らへの取材を通じ、これまで多くを語られることのなかった島田叡という人物の生涯と、語り継ぐべき沖縄戦の全貌に迫った長編ドキュメンタリー。『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』2部作で沖縄戦後史に切り込んだ佐古忠彦監督が、牛島満・第32軍司令官から島田にあてた手紙の内容など、新たに発掘された資料も交え、沖縄の知られざる戦中史に迫った野心作だ。
語りは、山根基世、津嘉山正種、そして佐々木蔵之介が島田叡の語りを担当。小椋佳の主題歌『生きろ』はオリジナルで作られ、自身のラストア ルバム「もういいかい」にも収められている。

権力者への忖度、資料の改竄や隠蔽が常態化し、政治不信が蔓延する21世紀・令和の時代に生きる私たち日本人の眼に、後に「官僚の鑑」、「本当に民主的な人」と讃えられた島田叡という人物の生き方はどのように映るだろうか。

『生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事』(2021年/118分/日本/日本語/カラー(一部モノクロ)/ビスタ/5.1ch)
監督:佐古忠彦『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』
プロデューサー:藤井和史、刀根鉄太
撮影:福田安美
音声:町田英史
編集:後藤亮太
選曲・サウンドデザイン:御園雅也
音響効果:田久保貴昭
音楽:兼松衆、中村巴奈重
語り:山根基世、津嘉山正種、佐々木蔵之介
主題歌:『生きろ』小椋佳(ユニバーサルミュージック)
製作:「生きろ 島田叡」製作委員会
配給:アーク・フィルムズ