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クレッシェンド 音楽の架け橋 CRESCENDO

2022年1月28日(金)公開

©CCC Filmkunst GmbH

日時

2022年1月28日(金)公開

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

世界中で観客賞を受賞!

実在の楽団にインスパイアされた、未来を切り開く希望の物語

争いか?平和か?決めるのは僕たちだ
ラストに待つ魂の協奏が、永遠にあなたの心に鳴り響く!

今この時も敵対し、争いの続くパレスチナとイスラエルから、プロの音楽家になることを夢見る若者たちを集めてオーケストラが結成される——現実にはあり得ない物語に見えるが、実在の管弦楽団からインスパイアされて生まれたという驚きの映画が完成した。
実在の楽団とは、現代クラシック音楽界を代表する巨匠指揮者ダニエル・バレンボイムと、彼の盟友の米文学者エドワード・サイードが、中東の障壁を打ち破ろうと1999年に設立した和平オーケストラ。ゲーテの著作のタイトルから「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」と名付けられたその楽団には、二人の故郷であるイスラエルとパレスチナ、アラブ諸国から若き音楽家たちが集い、「共存への架け橋」を理念に、現在も世界中でツアーを行うなど活動を続けている。

彼らのスピリットから着想を得て脚本を共同で書きおろし、監督も務めたのは、『ブラック・セプテンバー ~ミュンヘンオリンピック事件の真実~』(12)のドロール・ザハヴィ。イスラエル・テルアビブ出身で主にドイツで活躍し、数々の賞を受賞しているヒューマンドラマの名手として知られている。
タイトルの「クレッシェンド」とは、「だんだん強く」を意味する音楽用語。憎しみ合う一人と一人の間に音楽を通じて芽生えた小さな共振が、10人、100人と輪を広げ、やがて強く大きく世界中に響く日が、いつかきっと訪れる。そんな祈りのようなメッセージがこめられている。
ヨーロッパからアメリカまで、様々な地域の国際映画祭で上映され、熱い喝采のもと4つの観客賞に輝いた感動作が、ついに日本でも奇跡のハーモニーを奏でる——!

マエストロが挑むのは、紛争で敵対する若者たちのオーケストラ
和平コンサートが迫る21日間の合宿の行方は?

世界的に有名な指揮者のエドゥアルト・スポルクは、紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くというプロジェクトを引き受ける。オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスを掴んだ20余人の若者たち。しかし、戦車やテロの攻撃にさらされ憎み合う両陣営は激しくぶつかり合ってしまう。そこでスポルクは彼らを南チロルでの21日間の合宿に連れ出す。寝食を共にし、互いの音に耳を傾け、経験を語り合い…少しずつ心の壁を溶かしていく若者たち。だがコンサートの前日、ようやく心を一つにした彼らに、想像もしなかった事件が起きる──。
スポルク役には、『ありがとう、トニ・エルドマン』で絶賛され、ヨーロッパ映画賞を始め栄えある賞を贈られたペーター・シモニシェック。“ナチスの息子”という汚名と戦ってきた人生を、次の世代の育成に捧げようとする信念に満ちたドイツ人のスポルクを情感豊かに演じた。イスラエル側のリーダー的存在のロンには、大ヒットTVシリーズ「ザ・クラウン」のダニエル・ドンスコイ。パレスチナ側の意志の強いバイオリニスト、レイラにはTVシリーズ「4ブロックス」のサブリナ・アマーリ。若者たちの対立と葛藤、恋と友情を彩るのは、ヴィヴァルディの「四季」より《冬》、ラヴェルの「ボレロ」、パッヘルベルの「カノン」など数々のクラシックの名曲。

今、世界で最も解決が難しいと言われているパレスチナ問題を題材に取り上げ、平和への糸口を提示する本作。救いようのない現実を真正面から見つめながらも、自分たちと対立する存在が敵なのではなく、新たな一歩を踏み出そうとしない自分自身が敵なのではないかと観る者に問いかける。ラストに待ち受ける、あらゆる障害を乗り越えた魂の協奏が、全世界に広がるパンデミックや経済格差によって分断を強いられているこの時代に、温かな光を届けてくれる希望の物語。

『クレッシェンド 音楽の架け橋』(2019年/ドイツ/英語・ドイツ語・ヘブライ語・アラビア語/112分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:CRESCENDO #makemusicnotwar)
監督:ドロール・ザハヴィ
脚本:ヨハネス・ロッター、ドロール・ザハヴィ
出演:ペーター・シモニシェック(『ありがとう、トニ・エルドマン』)、ダニエル・ドンスコイ(「ザ・クラウン」「女王ヴィクトリア 愛に生きる」)、サブリナ・アマーリ
コンセプト:スティーヴン・グランツ、アート・ベルント、アリス・ブラウナー
原案:スティーヴン・グランツ、マルクス O. ローゼンミュラー
撮影:ゲーロ・シュテフェン
衣装:リカルダ・メルテン=アイヒャー
メイク:シモーネ・シュリム
プロダクション・デザイン:ガブリエレ・ヴォルフ
音声:オリヴァー・イェルギス
編集:フリッツ・ブッセ
作曲:マルティン・シュトック
プロデューサー:アリス・ブラウナー
共同製作:ミヒャエル・ツェヒバウアー、ペーター・トレンクヴァルダー、トーマス・ライサー、マルクス・マフーラ、ワリード・ナクシュバンディー、フランク・ホルデリート
日本語字幕:牧野琴子
字幕監修:細田和江
配給:松竹