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トキワ荘の青春 デジタルリマスター版

不定期上映中~3月22日(月)

©1995/2020 Culture Entertainment Co., Ltd  

日時

不定期上映中~3月22日(月)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

\初日限定舞台挨拶映像上映決定/

この度、本作の公開を記念して、主演・本木雅弘さんによる初日舞台挨拶映像の特別上映が決定致しました!
2月12日(金)の初日限定で、11:30の回、15:50の回本編前に上映いたします。
さらに、本木さんが『トキワ荘の青春』に込められた市川監督の思いを語る、WEB特別映像も公開となりました!


<トキワ荘マンガミュージアム「トキワ荘のアニキ 寺田ヒロオ」展×映画『トキワ荘の青春』タイアップキャンペーン実施!>

映画館で本木雅弘さん演じる寺田ヒロオさん!そしてミュージアムで寺田ヒロオさんの作品に同時期に会える!!昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に暮らした東京・椎名町の木造2階建てのアパート「トキワ荘」を忠実に再現し、映画『トキワ荘の青春』のセットそのものの造形の「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」とのタイアップが決定致しました!

ミュージアムの入場券半券を劇場受付で提示の方は当日一般料金から300円割引いたします(他割引との併用不可)。
さらに、本作映画の半券の提示のうえ、ミュージアムで開催中の特別企画展「トキワ荘のアニキ 寺田ヒロオ」に入場の方には「トキワ荘マンガミュージアムのオリジナルポストカード」を先着500名様にプレゼント致します!

キャンペーン期間:2月12日(金)~「トキワ荘のアニキ 寺田ヒロオ」展終了まで(公式サイトで終了時期をご確認ください ※予約制)
詳細は本作公式サイト「トキワ荘マンガミュージアム」公式サイトまで


端正な映像によって紡がれる、漫画家たちの純情グラフィティ。

まじめだけど、ヘンだった。こっけいだけど、真剣だった。

東京都豊島区にあった、伝説のアパート「トキワ荘」。 “漫画の神様”手塚治虫が暮らしたこのアパートに集った若き漫画家たち。金も仕事もなく、食べるものにも事欠く毎日ながら、漫画に賭ける情熱だけは誰にも負けなかった。『つぐみ』(1990年)『トニー滝谷』(2005年)の市川準が1995年に製作した本作は、漫画家の卵たちが過ごしたトキワ荘での日常を、史実に基づきフィクションとして仕上げた珠玉の青春映画。夢多き若者たちが切磋琢磨した、あたたかくもほろにがい青春の思い出を、懐かしき昭和の空気感そのままに描き出す。

演劇界・映画界のホープたちが勢ぞろいし、
実在した漫画家をコミカルに演じた青春群像劇。

トキワ荘の住人たちの兄貴分的存在だった寺田ヒロオ役を演じたのは本木雅弘。90年代当時、『RAMPO』(1994年)『GONIN』(1995年)などに出演し個性派俳優として注目を集めていた彼は、本作での禁欲的ともいえる静かな演技により、見事に新境地を切りひらいた。寺田を囲む漫画家たちとして、大森嘉之、阿部サダヲ、古田新太、生瀬勝久、鈴木卓爾、さとうこうじ、翁華栄ら、当時の小劇場・自主映画で活躍し、現在も役者を続ける若手俳優が総出演。美術セットで再現されたトキワ荘をはじめ、見事につくり出された昭和30年代の風景と時代の空気が、デジタルリマスターでよみがえる。

【STORY】

1950年代、四畳半の木造アパートで過ごした青春の日々。

東京都豊島区にある木造アパート「トキワ荘」。
そこには“漫画の神様”手塚治虫(北村想)が住み、日夜、編集者たちが彼のもとに通いつめていた。向かいの部屋に住む寺田ヒロオ(本木雅弘)は、その様子を眺めながら、こつこつと出版社への持ち込みを続けていた。
やがてトキワ荘を去った手塚治虫と入れ替わるように、若き漫画家の卵たちが次々に入居してくる。藤本弘/藤子・F・不二雄(阿部サダヲ)、安孫子素雄/藤子不二雄Ⓐ(鈴木卓爾)、石森章太郎(さとうこうじ)、赤塚不二夫(大森嘉之)、森安直哉(古田新太)、鈴木伸一(生瀬勝久)。また近所に住むつのだじろう(翁華栄)もトキワ荘に入り浸っていた。揃って『漫画少年』の投稿仲間だった彼らは、寺田を中心に“新漫画党”を結成。貧しい生活のなか、互いを励ましあい、漫画の未来について熱く語り合う日々が続く。なかでも一番年上の寺田は兄貴分的存在として若き彼らを静かに見守り、その視線は、赤塚の友人であり自分とはまったく異なる作風のつげ義春(土屋良太)にも向けられていた。
そんなある日、『漫画少年』の出版社、学童社が突如倒産。これを機に、8人の仲間たちの進む道も少しずつ変化していく。どんどん売れっ子になっていく者。漫画からアニメーションへの移行を決意する者。なかには東京を去る者もいた。
流行に惑わされず、黙々と自分の描きたい漫画だけを追い求めているように見えた寺田の心にも、徐々に迷いが生まれてくる。時代の激しい変化とともに、漫画家の卵たちの青春の日々にも、ゆっくりと終わりの気配が近づいていた――。

『トキワ荘の青春 デジタルリマスター版』(1995/日本/110分/モノラル/ビスタ/カラー/DCP)
監督:市川準 
脚本:市川準、鈴木秀幸、森川幸治 
出演:本木雅弘、大森嘉之、古田新太、鈴木卓爾、阿部サダヲ、さとうこうじ、翁華栄、松梨智子、生瀬勝久、北村相、時任三郎、桃井かおり
撮影:小林達比古、田沢美夫 
音楽:清水一登、れいち 
美術:間野重雄 
照明:中村裕樹 
録音:橋本泰夫 
編集:渡辺行夫 
製作:カルチュア・パブリッシャーズ 
デジタルリマスター製作:カルチュア・エンタテインメント