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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ The United States vs. Billie Holiday

上映中~3月10日(木)

©2021 Billie Holiday Films, LLC. All rights reserved.

日時

上映中~3月10日(木)

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
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第78回ゴールデン・グローブ賞[ドラマ部門]主演女優賞受賞
第93回アカデミー賞主演女優賞ノミネート

自由の国が禁じた歌――「奇妙な果実」。
だが、それは音楽史上最も衝撃的な陰謀の始まりに過ぎなかった。

不世出の天才シンガー、ビリー・ホリデイの
知られざる真実を明かすサスペンス・エンターテインメント

21年度の錚々たる映画賞に輝き、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞、アカデミー賞主演女優賞ノミネートも果たした本作。地上にひとつしかないと称えられた歌声で肌の色や身分の違いを超えて当時の人々を魅了し、没後60年以上経っても、その強烈なカリスマ性が現代のアーティスト達に影響を与え続けているビリー・ホリデイ。そんな彼女は、長きに渡り執拗にFBIに追い続けられた。FBIのターゲットにされたのは、彼女が歌う人種差別を告発する禁断の楽曲「奇妙な果実」。ビリーは披露したら逮捕すると脅されながらも、「この歌だけは捨てない」と困難を真っ向からはねのけてステージに立ち続けた。

そんな彼女の短くも壮絶な人生とFBIとの対決に焦点を当てて描くのは、『大統領の執事の涙』やアカデミー賞ノミネートを果たした『プレシャス』でメガホンを取り、深淵なテーマをエンターテイメントに昇華する手腕が称えられている監督リー・ダニエルズ。監督に大抜擢され、映画初出演ながら、そのズバ抜けた歌唱力で名曲の数々をビリーが憑依したかのように歌い上げる圧巻のパフォーマンスと、彼女のパワフルかつ美しい生き様を体現した演技で観る者全ての胸を打ち、賞レースを席巻したのはグラミー賞ノミネート歌手アンドラ・デイ。さらに、「プラダ」とコラボレーションして手掛けられた華やかな衣装も必見。

【STORY】

今、明かされる、音楽史上最も奇妙な陰謀。

「ビリー・ホリデイを止めろ! 彼女の歌声が人々を惑わせる」。
1940年代、人種差別の撤廃を求める人々が、国に立ち向かった公民権運動の黎明期。アメリカ合衆国政府から、反乱の芽を叩きつぶすよう命じられたFBIは、絶大なる人気を誇る黒人ジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイにターゲットを絞る。大ヒット曲「奇妙な果実」が運動を扇動すると危険視し、黒人の捜査官ジミー・フレッチャーをおとり捜査に送りこんだのだ。だが、逆境に立てば立つほど、ビリーの圧巻のステージパフォーマンスは輝きを増し、肌の色や身分の違いを越えて全ての人を魅了する。やがてジミーも彼女に心酔し始めた頃、FBIが仕掛けた罠、そしてその先に待つ陰謀とは──?

『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』(2021年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/131分/原題:The United States vs. Billie Holiday/R15+)
監督:リー・ダニエルズ(『大統領の執事の涙』『プレシャス』)
脚本:スーザン=ロリ・パークス(2002年ピューリッツアー賞受賞)
出演:アンドラ・デイ、トレヴァンテ・ローズ(『ムーンライト』)、ギャレット・ヘドランド(『オン・ザ・ロード』)、レスリー・ジョーダン(『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』)ほか
字幕翻訳:風間綾平
配給:GAGA