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戦慄せしめよ

上映中~6月2日(木)

©越島

日時

上映中~6月2日(木)

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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すべては叩くという行為からはじまった
2022年、佐渡島からの祈り

太鼓芸能集団 鼓童、初の主演映画誕生

佐渡島を拠点に日本の伝統芸能を世界に発信し続け、今年創立40周年を迎えた太鼓芸能集団 鼓童の初の主演映画が完成した。
鼓童メンバーから届いたメールをきっかけに、goat, YPY, GEIST等のマルチな活動で知られる日野浩志郎が、延べ1ヶ月に及ぶ鼓童村での滞在制作で書き下ろした89分の楽曲群を、鬼才・豊田利晃が全編佐渡島で撮影、映像化した、震撼音楽映画 『戦慄せしめよ』。

越島
日本という6,852もの島々で構成された不思議な島国から、 Isolationの時代も、島々を隔てる海も越えて、音楽や文化、それが生まれる土地々々の暮らしを、アーティストとともに旅をし、学び伝えるプロジェクト。

2020年の終わり、コロナの感染が爆発的に広がる東京を抜け出し、記録的な豪雪が降る佐渡島で僕たちは映画を撮影していた。南から北に抜ける洞窟の中で想像を巡らせた。願という集落にある賽の河原の地蔵菩薩は誰にも気づかれずに祈りを続けている。鼓童たちは鼓童村で毎日、太鼓を叩き続けている。音楽映画という言葉では簡単に括れない、リズムの中に思想とドラマが存在する。目に見えない映画を撮りたいと思った。心の中に深く突き刺さる音を撮りたかった。佐渡島が浄土のように見えた。浄土はここにある。畏れることは何もない。ただ、ここにいることに戦慄を覚えた。

「戦慄は人間のもっとも深い精神の部分だ」ゲーテ『ファウスト』

2021年1月5日 豊田利晃

『戦慄せしめよ』(2021年/日本/89分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/DCP)
監督・脚本:豊田利晃
音楽・演奏:日野浩志郎
演奏:太鼓芸能集団 鼓童(阿部好江、中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、鶴見龍馬、小平一誠、前田順康、吉田航大、三枝晴太、渡辺ちひろ、小野田太陽、詫間俊、中谷憧)
俳優:渋川清彦、鼓童
舞台・制作:風間正文、新井武志、柳澤美希、池山空見
撮影:槇憲治
照明:野村直樹
音楽録音:葛西敏彦
美術:松本千広
衣装:服部昌孝、江戸一番隊
ヘアメイク:白銀一太
特機:後藤泰親、奥田悟、上野隆治
音響演出:北田雅也
録音:高橋勝
編集:沖鷹信
デザイン:大橋修
スチール:大森克己
制作プロデューサー:沖鷹信
プロデューサー:安澤太郎、黒瀬万里子
配給・宣伝:豊田組
企画・製作:越島