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アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台 UN TRIOMPHE

7月29日(金)公開

©2020 – AGAT Films & Cie – Les Productions du Chʼtimi / ReallyLikeFilms - Photo ©Carole Bethuel

日時

7月29日(金)公開

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

舞台の上だけが、俺たちの自由フリーダム

カンヌを笑いと涙で包んで─
フランス映画の歴史に新たな名作の誕生。

『マドモワゼル』や『灯台守の恋』などの名脚本家としても知られるエマニュエル・クールコルの監督第二作である本作は、ライブでの開催を断念したコロナ禍の2020年カンヌ国際映画祭において、授賞の無いオフィシャルセレクション・カンヌレーベルに選出された。その後フランスの度重なるロックダウンを経て2021年9月にようやく劇場公開されると、ポックスオフィス初登場第二位のスマッシュヒットを記録。フランス国中を感動と熱狂の渦に巻き込んだ。

主役のエチエンヌを演じるのは、コメディアン出身でフランスの国民的スター、カド・メラッド。『コーラス』の体育教師役を演じて俳優として注目され、『マイ・ファミリー/遠い絆』でセザール賞助演男優賞を受賞。2008年7月14日には当時のサルコジ大統領の招きで、コンコルド広場で開かれた軍事パレードの「世界人権宣言」前文を読み上げる名誉職を努めた。

劇中に出てくるサミュエル・ベゲットの『ゴドーを待ちながら』は言わずと知れた不条理劇のスタンダードプレイで、日本でも多くの演出家が取り組んでいる名作。柄本明親子による『柄本家のゴドー』をはじめ、串田和美氏、いといせいこう氏、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、白井晃氏ら、多くの名演出家、名優たちが独自の解釈で舞台化している。
本作は、スウェーデンの俳優ヤン・ヨンソンが1985年に体験した実話をベースにしている。またエンディングロールで使用されている曲が、ニーナ・シモンの“I Wish Knew How It Would Feel to Be Free”であることも、決して忘れてはならない。
撮影はフランスに実在するモーショコナン刑務所の協力の元に行われている。

【STORY】

ラスト20分。
感動で、あなたはもう席を立てない!

囚人たちの為に演技のワークショップの講師として招かれたのは、決して順⾵満帆とは⾔えない人生を歩んできた役者のエチエンヌ。彼はサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を演⽬と決め、訳あり、癖ありの囚人たちと向き合うこととなる。エチエンヌの情熱は次第に囚人たち、刑務所の管理者たちの心を動かすこととなり、難関だった刑務所の外での公演にこぎつける。しかし思いも寄らぬ行動を取る人人たちとエチエンヌの関係は、微妙な緊張関係の中に成り立っており、いつ壊れてしまうかもしれない脆さを同時に孕んでいた。それは舞台上でもそのままに表出し、観客にもその緊張感がじわじわと伝染し始める。
ところが彼らの芝居は観客やメディアから予想外の高評価を受け、再演に次ぐ再演を重ね、遂にはあの大劇場、パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く!
果たして彼らの最終公演は観衆の歓喜の拍手の中で、感動のフィナーレを迎えることができるのだろうか?

『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』(2022年/フランス映画/105分/フランス語/シネマスコープ/5.1ch/原題:UN TRIOMPHE)
監督・脚本:エマニュエル・クールコル
出演:カド・メラッド、タヴィッド・アラヤ、ラミネ・シソコ、ソフィアン・カーム、ピエール・ロッタン、ワビレ・ナビエ、アレクサンドル・メドヴェージェフ、サイド・ベンシナファ、マリナ・ハンズ、ロラン・ストッカー
製作:ダニー・ブーン、他
共同脚本:ティエリー・カルポニエ
撮影:イアン・マリトー
⾳楽:フレッド・アブリル(サウンド・オブ・ノイズ)
主題歌:「I Wish Knew How It Would Feel to Be Free」ニーナ・シモン
⽇本語字幕翻訳:横井和⼦
配給:リアリーライクフィルムズ