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映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』関連アイテム

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映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』関連商品販売中

現在、アップリンク吉祥寺では第二次世界大戦後に民主主義を叫び、世界中を攪乱した伝説のドイツ人芸術家ヨーゼフ・ボイスのドキュメンタリー映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』を公開中です。

この作品の公開を記念し、アップリンク吉祥寺マーケットにて、関連グッズを販売中。30年以上前に放たれたヨーゼフ・ボイスの言葉たちは、預言的であることが言及され常に、現代のアーティストにも刺激を与え続けています。これらのボイスの言葉に因んだグッズをたくさん揃えています。

是非お立ち寄りください。

映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』パンフレット 700円(税込)

栃木県立美術館・シニアキュレーターの山本和弘氏による映画に登場するヨーゼフ・ボイスの作品の解説資料や、ヨーゼフ・ボイスの人生をまとめた年表、また美術作家・白川昌生氏、2009年に水戸芸術館行われた「Beuys in Japan:ボイスのいた8日間」展をキュレーションされた高橋瑞木氏による寄稿文など、読み応えたっぷりのパンフレットです。

Sister×映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』 2700円(税込)

ファッショニスタ御用達のセレクトブティックSisterとのコラボトートです。「Jeder Mensch ist ein Künstler(すべての人間は芸術家である)」は、ボイスが提唱した「社会彫刻」の理念を表す言葉のひとつ。使いやすい小さめサイズです。

“自己決定=創造性=自由=芸術 2(拡張された)”缶バッジ 500円(税込)

自己決定=創造性=自由=芸術 2(拡張された)”は、ヨーゼフ・ボイスというドイツ人アーティストが1984年に東京藝術大学で行なわれた討論会で黒板に記した言葉です。映画では来日の理由や様子は挿入されるのですが、討論会の内容と黒板は登場していません。
当時の記録によると、ボイスの作品や活動に批判的で「芸術」を限定的に捉えている学生たちの質問に対して、ボイスは自らの思想を正確に伝えようと真摯に回答していることがわかりま
す。この過程で「自己決定=創造性=自由=芸術 2(拡張された)」を黒板に記します。ドイツ語に日本語が唐突に融合するデザインは、自己決定の連なりが社会を構成し、誰もが社会の一員であるという当事者性が高まる作用を期待したものです。来日から35年、2019年の日本でボイスの言葉/思想は大学の外へ。劇場、そして路上、あらゆる生活圏で出現することになります。

参考文献
・「学生との対話集会 1984年6月2日 東京藝術大学」(『ドキュメント◉ヨーゼフ・ボイス』、西武美術館+WAVE、ペヨトル工房、1984年)
・「ヨーゼフ・ボイス研究 ー《黒板》(東京藝術大学蔵)の成立過程とその意義をめぐって/山本和弘」(『東北芸術工科大学 紀要No.15』、2008年)
・「ヨーゼフ・ボイスのユートピア思想、あるいは総合芸術としての社会/山本和弘」(『BEUYS IN JAPAN ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命』、水戸芸術館現代美術センター、2010年)

デザイン:千原航

DVD “Joseph Beuys in Japan” 1000円(税込)

今から35年前の1984年。当時、既にアンディー・ウォーホルと並ぶ芸術界のスターであったヨーゼフ・ボイスが日本に降り立ちました。ボイスは日本に滞在する8日間に、個展やパフォーマンスの他に講演会や対話集会を開くなど、「言葉」という実体を持たない作品を残しました。当時、この来日の8日間を毎日撮影しつづけた映像「JOSEPH BEUYS IN JAPAN」の制作プロジェクトが立ち上がり、ディレクターを写真家の畠山直哉氏が務め、インディペンデント出版社・ペヨトル工房の今野裕一氏がビデオプリンターを使用しボイス来日時の全語録を収載した「ドキュメント ヨーゼフ・ボイス」を編集・出版を行いました。当時ヴィデオブック「Joseph Beuys in Japan」として発売された貴重な映像を、本作の公開を機にDVDとして再販いたします。


映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』

第二次世界大戦後のドイツ。
美術館を飛び出し民主主義を叫んだ芸術家、ヨーゼフ・ボイス。
世界中を攪乱し「芸術」を変えた男のドキュメンタリー。


白黒テレビに映し出される討論番組でフェルトの帽子を被った一人の芸術家が苛立ち、叫ぶ。「今は民主主義がない、だから俺は挑発する!」
彼の名前はヨーゼフ・ボイス。初期フルクサスにも参加し、“脂”や“フェルト”を使った彫刻やパフォーマンス、観客との対話を作品とするボイスの創造(アート)は美術館を飛び出し、誰もが社会の形成のプロセスに加わるべきだと私たちに訴える。既存の芸術が持つ概念を拡張するその思想は、世界中に大きな議論とセンセーションを巻き起こし、バンクシーを始めとする現在のアーティストにも脈々と受け継がれている。
本作は膨大な数の資料映像と、新たに撮影された関係者へのインタビュー映像で創られた、ボイスの芸術と知られざる”傷”を見つめるドキュメンタリー映画である。

監督・脚本:アンドレス・ファイエル
撮影:ヨーク・イェシェル
編集:シュテファン・クルムビーゲル、オラフ・フォクトレンダー
音楽:ウルリヒ・ロイター、ダミアン・ショル/音響:マティアス・レンペルト、フーベルトゥス・ミュル/アーカイブ・プロデューサー:モニカ・プライシュル
出演:ヨーゼフ・ボイス、キャロライン・ティズダル、レア・トンゲス・ストリンガリス、フランツ・ヨーゼフ・ファン・デア・グリンテン、ヨハネス・シュトゥットゲン、クラウス・シュテーク

配給・宣伝:アップリンク
字幕翻訳:渋谷哲也
学術監修:山本和弘
宣伝美術:千原航
(2017年/ドイツ/107分/ドイツ語、英語/DCP/16:9/5.1ch/原題:Beuys)

公式HP: http://www.uplink.co.jp/beuys/ 
Facebook: https://www.facebook.com/BeuysMovieJP/
Twitter: https://twitter.com/BeuysMovieJP