6月は“プライド月間”です。プライドとは「誇り・衿持」を意味すると同時に、「セクシュアル・マイノリティのパレード」を指すものとして、国際的に認知され、プライド月間には、LGBTQの権利に関するイベントが世界中で行われています。
アップリンク吉祥寺では、このプライド月間に合わせて、同じ社会に生きる人々が互いのセクシュアリティ、ジェンダー(性自認)を尊敬しあえる社会を築くためには何が必要なのかを考える手立てになるDVDや書籍を集めました。
現在、アップリンク吉祥寺では伝説の英国人フィギュアスケーターのドキュメンタリー『氷上の王、ジョン・カリー』を上映中ですが、作中ジョン・カリーが同性愛者であったこと、自らのカミングアウトではなくメディアからセクシュアリティをアウティングされたこと、自身の夢を叶える中で「男らしさ」という社会規範の圧力との葛藤も描かれています。映画のご鑑賞と合わせてお立ちよりください。
DVD:4,300円(税込)/Blue-ray:4,800円(税込)
DVD:3,000円(税込)/Blue-ray:3,800円(税込)
DVD:2,721円(税込)
最近よく見かける「LGBT」という言葉。メディアなどでも取り上げられ、この言葉からレズビアン、ゲイの当事者を思い浮かべる人も増えている。しかし、それはセクシュアルマイノリティのほんの一握りの姿に過ぎない。バイセクシュアルやトランスジェンダーについてはほとんど言及されず、それらの言葉ではくくることができない性のかたちがあることも見逃されている。「LGBT」を手掛かりとして、多様な性のありかたを知る方法を学ぶための一冊。
女らしさがつくられたものなら、男らしさは生まれつき?
男性、女性、すべての人のために。
フェミニズムが台頭する今だからこそ、「男らしさ」の意味も再考するとき。
自身も男の子の親である著者のギーザは、教育者や心理学者などの専門家、子どもを持つ親、そして男の子たち自身へのインタビューを含む広範なリサーチをもとに、マスキュリニティと男の子たちをとりまく問題を詳細に検討。
ジャーナリスト且つ等身大の母親が、現代のリアルな「男の子」に切り込む、明晰で爽快なノンフィクション。
「同性婚が認められないのは人権侵害だ」として全国455人の当事者が日本弁護士連合会に人権救済申立てを行った。当事者の声を織り交ぜながら法制化されていないことによる不利益を明らかにすると共に婚姻制度に関わる憲法や民法の論点、同性パートナーシップ制度などを解説。