\上映記念舞台挨拶決定!/
8月2日(金)
登壇者:樋野興夫(順天堂大学名誉教授、がん哲学外来提唱者)、田寺順史郎(プロデューサー)、春日井いつ子(出演者)
8月3日(土)
登壇者:野澤和之(本作監督)、森尚子(出演者)
8月4日(日)
登壇者:野澤和之(本作監督)、並木秀夫(協力プロデューサー)
8月5日(月)
登壇者:田寺順史郎(プロデユーサー)、合田亨夫生(音楽監督)、春日井いつ子(出演者)
8月6日(火)
登壇者:野澤和之(本作監督)、田寺順史郎(プロデユーサー)
治療費も 副作用もゼロ!言葉の処方箋
樋野興夫順天堂大学医学部教授が提唱した。病理学・腫瘍学が専門の樋野教授が、医学と哲学を結びつけることを考えていた経緯から、がん患者の悩みや不安を軽減できる対話の場として「がん哲学外来」を2008年に開設した。対話の場で、言葉の処方箋が処方される。
がん哲学外来から発展してできたのが「がん哲学外来メディカル・カフェ」。映画は、樋野先生の考え方に共鳴してそれぞれにメディカ・ルカフェを開く4人の主人公たちの発する言葉の処方箋を映像化する。
<使命感があれば寿命は延びる>
乳がんを体験した春日井いつ子さん。希少がんのタイプで発見と治療が遅れた。絶望の中で出会ったのが、がん哲学。樋野教授に会うと地元千葉県流山でメディカル・カフェを開設した。カフェを続けるうちに、がんサバイバーを元気づけることが、自分の使命と感じるようになった。
<いい人生だったか、悪い人生だったか、最後の5年間で決まる>
福井済生会病院で、消化器外科医として働く宗本義則さん。がんの外科手術だけではがんに太刀打ちできないことを実感し、模索していた時に出会ったのが、がん哲学外来。宗本医師は、病院で、メディカル・カフェを開設。病室でもカフェでも、宗本医師は、患者に言葉の処方箋を施す。そんな、ある日、肝臓転移もあるステージ4のがん患者に優しく予想外の言葉の処方箋を投げかける。患者は、入退院を繰り返しながらも次第に明るくなっていく。
『がんと生きる 言葉の処方箋』(日本/2018年/90分)
監督:野澤和之
出演:樋野興夫、宗本義則、春日井いつ子、齋藤智恵美、中村航大
プロデュ-サー:田寺順史郎
協力プロデューサー:並木秀夫、上田幸伺、青柳志保、源川達也
撮影監督:堂本昌宏