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アダムズ・アップル

上映中~11月14日(木)

日時

上映中~11月14日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

\舞台挨拶決定!/

■11月9日(土)17:00の回上映後 
登壇者:三遊亭小円楽

三遊亭小円楽 経歴
本名   江川喜光(えがわよしみつ)
生年月日 昭和35年6月12日
経歴   昭和53年3月都立北園高校卒業
     昭和55年12月会社員を経て、五代目三遊亭円楽に入門、
     三遊亭かつお
     昭和58年10月1日かつおのまま二ッ目昇進
     昭和63年3月1日三遊亭小円楽に改名し、真打昇進
趣味   映画鑑賞(平成27年よりJFAシネマ夢クラブ推薦委員)、
     テニス(落語テニス倶楽部総監督)、シナリオライティング 他
特技   長唄、端唄、サーカスや法事などの変わり種司会
一口メモ 平成27年より年間200本ペースで映画の試写に参加しており
     日本で一番試写室にいる落語家と自負している
主な出演番組
     日本テレビ「笑点」 アシスタント 昭和57~58年
     江東ケーブルテレビ「見たい知りたい江東区」 平成4~7年
CM出演 千代田生命「スーパーグランプリ」
     高橋酒造「白岳・電車編」‘05
出ばやし 「外記猿」「奴の行列」
受賞歴  平成3年7月 国立演芸場若手花形演芸会「銀賞」受賞


人生の道標を見失い、壊れた人々が集う田園の教会
迫りくる試練の嵐とブラックユーモアの果てに“奇跡”が舞い降りる

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンד鬼才”アナス・トマス・イェンセン
最凶で最高!北欧デンマーク発の予測不能なヒューマンドラマ

平和な高福祉社会を築き上げた北欧諸国は、毎年のように幸福度ランキングにおいて上位を占め、日本においてもポジティブなイメージが浸透している。しかし、北欧で作られた映画もまた、幸せに満ちあふれたものばかりかと言えば、まったくそんなことはない。むしろ幸せの陰に横たわる厳しい現実や、幸せのありかを探し求める人間たちの葛藤を掘り下げたシビアな映画が数多く、そこにこめられた独特の視点やユーモア感覚が映画ファンを魅了している。そんな北欧の国々には日本で日の目を見ていない秀作が数多く眠っており、知られざる北欧作品を紹介する映画祭〈トーキョーノーザンライツフェスティバル〉は、毎年多くの観客で賑わう。

2017年の同映画祭で上映され、絶賛を博した2005年作品『アダムズ・アップル』は、デンマークのアカデミー賞にあたるロバート賞で作品賞、脚本賞、特殊効果/照明賞を受賞した、まさに“未知の傑作”だ。うららかな田園地帯にぽつんとたたずむ教会を舞台に、どうしようもない憂鬱な問題を抱え、人生の道標を見失った人々が織りなす摩訶不思議な人間模様が描出される。その予測不可能なストーリーは、あらゆる観客を驚愕させ、まさかの胸に染み入る感動を呼び起こす、必見の一作である。

【STORY】
仮釈放されたスキンヘッド男のアダムは、更生プログラムの一環で田舎の教会へ送られる。指導役の聖職者イヴァンは快く迎え入れるが、ガチガチのネオナチ思想に染まったアダムは神も人の情けも信じていない。ここで取り組むべき目標をイヴァンに問われたアダムは、教会の庭のリンゴで「アップルケーキを作る」とその場しのぎの答えを返す。だが、この教会はどこかおかしい。ここに住みついた2人の前科者、パキスタン移民のカリドとメタボ男のグナーも、実は悲惨な人生を歩んできたイヴァンも…。アダムはイヴァンの自己欺瞞を暴こうとするが、時同じくしてアダムのアップルケーキ作りを妨害するかのように、災いが次々と教会に降りかかる。それは悪魔の仕業か、それとも神が人間に与えた試練なのか……。

『アダムズ・アップル』(2005年/デンマーク・ドイツ合作/94分/デンマーク語/5.1chサラウンド/カラー/デジタル上映/シネマスコープ/英題:Adam’sApples)
監督・脚本:アナス・トマス・イェンセン
出演:マッツ・ミケルセン、ウルリッヒ・トムセン、パプリカ・スティーン、ニコラス・ブロ、アリ・カジム、オーレ・テストルプ、ニコライ・リー・コース
製作:ティヴィ・マウヌソン、ミーイ・アンドレーアセン
撮影:セバスチャン・ブレンコフ
美術:ミーア・ステンスゴー