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1987、ある闘いの真実

上映中~10月3日(木)

日時

上映中~10月3日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,100/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000

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緊急公開!韓国の法相強行、検察改革の理由は本作を見れば一発で分かる!

1987年、一人の大学生の死が人々の心に火をつけた―
国民が国と闘った韓国民主化闘争を描く衝撃の実話!


空前の好景気”バブル”の幕開けに、日本中が浮かれていた1987年、飛行機ならたった3時間で行ける隣の国の韓国では、歴史をくつがえし、国民全員の人生を劇的に変えた大事件が発生していた―。すべての始まりは、一人の青年の”不可解な死だった”。警察に連行されたソウル大学の学生が、取り調べ中に命を落としたのだ。警察は心臓麻痺だと発表するが、裏情報をつかんだ新聞が「拷問中に死亡」とスクープし、大騒動へと発展していく。この頃の韓国では、元軍人のチョン・ドゥファン大統領が、軍事政権という名の巨大なハンマーで、国民の真の自由と平和を叩きつぶし続けていた。我慢も限界に達した人々から、民主化を求める声が沸き起こり、正義と希望に燃える学生たちも立ち上がり始める。
そんななか、平和な明日を夢見る純粋な願いを握りつぶした上に、ことの真相を隠し通そうとした政府に、国民の怒りは爆発する。だが、相手は韓国史上でも屈指の絶対権力だ。なぜ、ごく普通に働く人々や政治に関心のなかった学生までもが、最後まで諦めずに闘うことが出来たのか―?歴史には、ある一定の時を経なければ、語ることのできない事実や裏の物語がある。遂に明かされ始めた〈韓国民主化闘争〉の全貌に迫る、衝撃の実話が完成した。

【STORY】
それは、輝く未来を約束されたはずの一人の青年の死から始まった。1987年1月14日、ソウル大学の学生パク・ジョンチョル(ヨ・ジング)が、警察の尋問中に死亡する。この頃の韓国では、軍事政権の圧政にあえぐ国民が、自由と平等を約束する民主化を求めて、チョン・ドゥファン大統領への反発を募らせていた。なかでも学生による反政権デモが激化し、亡くなった学生はデモのリーダーとの関係を疑われ南営洞警察で取り調べをうけていたのだ。報せを聞いたパク所長(キム・ユンソク)は、部下に死体の火葬を命令する。「22歳が心臓麻痺?」と、警察からの申請書類を見て眉をひそめるのは、ソウル地検公安部長のチェ検事(ハ・ジョンウ)だ。今夜中に火葬する許可を迫るパク所長の部下に、チェ検事は法律通り解剖で死因を解明するようにと言い渡す。状況から見て”拷問による死”だと睨んだチェ検事は、上司から「パク所長に盾突いて生き残った奴はいない」と諭されても、「あとは俺が勝手にやりますよ」と腹を決めるのだった。

『1987、ある闘いの真実』(2017年/129分/韓国/原題:1987: When the Day Comes)
監督:チャン・ジュナン
出演:ハ・ジョンウ、キム・ユンソク、ユ・ヘジン、キム・テリ、ソル・ギョング
撮影:キム・ウヒョン
音楽:キム・テソン
配給:ツイン