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【見逃した映画特集2019】ジョアン・ジルベルトを探して

上映中~1月23日(木)

©Gachot Films/Idéale Audience/Neos Film 2018

日時

上映中~1月23日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000

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詳細 DETAIL

“ボサノヴァの神様”ジョアン・ジルベルトを巡る旅の記録

ボサノヴァの伝説、ぼくたちの神様
会いたくて、リオ・デ・ジャネイロ

その類稀なるギター演奏と甘美な歌声で、世界を魅了したボサノヴァの神様、ジョアン・ジルベルト。10年以上、公の場に姿を現していない彼に会いたい一心で、ドイツ人作家とフランス人監督が時空を超えてリオの街をさまよい歩く。果たしてジョアンは姿を現してくれるのだろうか…?

「イパネマの娘」 「想いあふれて」など、ボサノヴァファンでなくとも誰もが耳にしたことのある名曲の数々は、その類稀なるギター演奏と甘美な歌声によって世界中にその名を知らしめた、“ボサノヴァの神様”と称されるブラジルの伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルトによって生み出された。
日本でも多くのファンを持つジョアン・ジルベルトは、2003年に初の日本公演を実現し、その後も来日を重ねた。しかし、2008年9月5日にバイーヤで開催されたボサノヴァ誕生50周年記念コンサートへの出演を最後に、10年以上もの間人前から姿を消していると言われていたが、今年7月6日にリオ・デ・ジャネイロの自宅で死去した。88歳だった。

フランス生まれでブラジル音楽を敬愛するジョルジュ・ガショ監督による本作は、ドイツ人ライター、マーク・フィッシャーが、ジョアン・ジルベルトに会うためブラジルに出向いた顛末を描いた本をガショ監督が手に取った時から始まった。ジョアンに取りつかれたマークの強迫的なまでの旅を綴ったその本は、ブラジルの音楽、文化、そしてボサノヴァに関する刺激的な考察に満ちた素晴らしい記録でもある。しかし、その懸命な追跡にも関わらず、結局のところマークはジョアン・ジルベルトに会えないまま、本が出版される1週間前に自ら命を断ったという。
ガショ監督は、マークに強く共鳴し、彼の夢を実現すべく、その足跡を辿りながら、どうにかしてジョアン・ジルベルトに会おうと、ジョアンゆかりの人々や土地を尋ね歩く。果たしてガショは、憧れのジョアン・ジルベルトに会うことができるのだろうか・・・?

『ジョアン・ジルベルトを探して』(2018年/スイス=ドイツ=フランス/ドイツ語・ポルトガル語・フランス語・英語/111分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Where are you, João Gilberto?)

監督・脚本:ジョルジュ・ガショ
出演:ミウシャ、ジョアン・ドナート、ホベルト・メネスカル、マルコス・ヴァーリ
字幕翻訳:大西公子 
字幕監修:中原仁
後援:在日スイス大使館、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、ブラジル大使館
協力:ユニフランス 
配給:ミモザフィルムズ 
宣伝協力:プレイタイム