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【見逃した映画特集2019】トーキョーノーザンライツフェスティバル<レトロスペクティブ>

12月27日(金)~12月31日(火)、1月2日(木)上映

日時

12月27日(金)~12月31日(火)、1月2日(木)上映

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000

詳細 DETAIL

\トークショー開催決定!!/

■12月28日(土)『アンデルセン短編集』10時台の回上映後 

登壇者:真賀里文子(人形映像作家)

【PROFILE】
人形映像作家。子ども向け作品からCM、特撮アニメーションと守備範囲は広く、これまで関わった作品の数は、CMを含めると1000本以上にのぼる。また、近年はワークショップや講演などアニメーションの教育・育成活動も積極的に行い、アートアニメーションのちいさな学校にて学校長もつとめる。2015年東京国際アニメフェア功労賞受賞。

【主な作品】テレビシリーズ:「コメットさん」(1967年)映画:「帝都物語」(1988年)、「孔雀王」(1988年) 長編人形アニメーション映画:「くるみ割り人形」(1979年)自主作品:「くまの子ウーフ」(1983年)世界初IMAX用人形アニメーション:「天までとどけ」(1993年)博物館上映映像:長崎県三井楽ふるさと館「遣唐使物語」、青森県航空科学館「ミス・ビードル号の大冒険」CM:「コンタック」「ドコモタケ」「イソジン」NHKEテレプチプチアニメ:「ちぃちゃんとヒゲおじさん」シリーズかんぽ生命webアニメーション:「ゆめをかなえるかんぽくん」シリーズ(2019)https://www.jp-life.japanpost.jp/kampokun/にて1〜7話まで現在公開中など

【真賀里文子コメント】
アメリカのTVシリーズ・劇場用作品「ピノキオの新しい傘」「アンデルセン物語」「マッド・モンスター・パーティー」「スモーキーベアの唄」等で、アニメーションの世界にはまってしまいました。以降、エコー社、日本のTVシリーズ、劇場用特撮映画、サンリオ映画、自主映画、CMのたくさんの仕事等で本当に経験をたくさんさせてもらって今にいたっている訳ですが、ディスニースタッフの描いた絵コンテからこの世界をスタートしたのは、かなり大切な事だったと今思っています。


吉祥寺北欧WALK「LifTe~北欧の暮らし~×トーキョーノーザンライツフェスティバル」タイアップ企画

『アンデルセン短編集』

デンマークが生んだ童話王ハンス・クリスチャン・アンデルセン。その物語は世界中で読み継がれ、多くの創作物にインスピレーションを与えています。数ある映像化作品の中から、その芸術性と技術が世界的にも高い評価を受けた学研のアート・アニメーション4作品を上映!パペットが贈るアンデルセンの世界をお楽しみください!

『マッチ売りの少女』プロデュース:神保まつえ/演出:渡辺和彦/1967/18min)

大晦日の寒い日、少女は町へマッチを売りに出かける。夜になってもマッチは売れず、「売れないうちは帰ってくるな」と言われた少女は家に帰ることもできない。寒さのあまりマッチをすると、暖かい暖炉やごちそうの幻が見えた。


『王様とナイチンゲール』(プロデュース:神保まつえ/演出:渡辺隆平/1972/22min)

王様は美しい声で鳴くナイチンゲールを大切にしていたが、宝石で作られた小鳥を贈られると、ナイチンゲールのことを忘れてしまう。しかし、病気で倒れた王様を死神から救ったのは、ナイチンゲールの歌声だった。


『みにくいアヒルの子』(プロデュース:神保まつえ/演出:渡辺和彦/1968/18min)

アヒルの卵から次々に顔を出す黄色いヒナたち。最後の一羽だけは灰色で、どこへ行ってもみにくいといじめられる。一羽で群れを離れ、やがて春がきた。アヒルの子が水面をのぞきこむと、そこには美しい白鳥の姿があった。


『雪の女王』(プロデュース:神保まつえ/演出:渡辺和彦/1978/20min)

仲良しだったゲルダとカイ。しかしある日、物が歪んでうつる鏡の破片が目に入ったカイは、雪の女王に誘われるまま、氷原のかなたへと消えてしまった。カイを探す旅に出たゲルダは、雪の女王の城でカイと再会する。


\10周年記念企画トーキョーノーザンライツフェスティバル
<レトロスペクティブ>/

2011年から始まった、北欧映画の1週間『トーキョー ノーザンライツ フェスティバル』が2020年2月の開催で10年目を迎えます。10周年記念として、アップリンク吉祥寺にて、トーキョーノーザンライツフェスティバル過去9年間の上映作品の中から人気のあった作品を再上映いたします!

【上映スケジュール】

■12月27日(金)『ビッチハグ』
■12月28日(土)『オスロ、8月31日』『アンデルセン短編集』
■12月29日(日)『ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン』
■12月30日(月)『チーム・ハリケーン』
■12月31日(火)『ウィ・アー・ザ・ベスト!』
■1月2日(木)『グッド・ハート』

【上映作品】

『ビッチハグ』(2012年 / スウェーデン / スウェーデン語(Swedish)/ 101分/Bitchkram / Bitch Hug/監督:アンドレアス・エーマン Andreas Öhman/字幕:日本語)

野心家で奔放なクリスティンは、憧れのNY生活についてのコラム連載を地元紙で約束され浮かれていたが、飛行機に乗り遅れてしまう。今更家に戻れない彼女は、偶然出会った風変わりな少女、アンドレアの家に転がり込み、NYにいるふりをするが…。大嫌いだけど、大好きな自分自身と向き合う、少女たちのかけがえのない一夏の物語。


『オスロ、8月31日』(2011年 / ノルウェー / ノルウェー語(Norwegian)/ 94分/Oslo, 31. August / Oslo, August 31st/監督:ヨアキム・トリアー Joachim Trier/字幕:日本語)

ノルウェーアカデミー(アマンダ)賞最優秀監督賞、最優秀編集賞

30代前半のアンデシュは、薬物依存のリハビリ施設の出所を目前に控えていた。8月30日、就職活動のため外出許可を得た彼は、かつての友人たちや恋人に会いに行くが……福祉国家の陰で薬物依存が蔓延しているノルウェーの首都オスロを舞台に、孤独と絶望を抱えて彷徨う青年の1日を描く。ヨアキム・トリアーは、本作でその名を世界に知らしめた。


『ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン』(1991年 / フィンランド / フィンランド語(Finnish), 英語(English), トルコ語(Turkish) / 90分/Zombie ja Kummitusjuna / Zombie and the Ghost Train/監督:ミカ・カウリスマキ Mika Kaurismäki/字幕:日本語・英語【With English subtitles】)


1992年フィンランド・アカデミー(ユッシ) 賞:監督賞、主演男優賞、撮影賞

遠く離れた異国の路上で青白い顔をした男が目を覚ます。男の名は“ゾンビ”。かつては天才ベーシストとして名を馳せたが、鏡に映る姿にはその面影もない。ふと我に返り自らに問う。何故見知らぬ土地を彷徨っているのか…。ブラック・サバスの楽曲が放浪者の哀愁を誘う。親友役にはフィンランドの名優マッティ・ペロンパーが出演。


『チーム・ハリケーン』(2017年 / デンマーク / デンマーク語(Danish) / 96分/Team Hurricane/監督:アニカ・ベウ Annika Berg/字幕:日本語・英語【With English subtitles】)

デンマークのティーンから圧倒的な支持を受けたパンクなユースドラマ。8 人の少女たちの普通の日常を先鋭的な映像感覚で表現。ビッチの定義から始まりジェンダー、摂食障害、理由なき不安など彼女たちを取り巻くあらゆる事象が、スマートフォンをフリックするようなスピード感で展開されていく。


『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(2013年 / スウェーデン / スウェーデン語(Swedish)/ 102分/Vi är bäst! / We Are the Best!/監督:ルーカス・ムーディソン Lukas Moodysson/字幕:日本語/提供:ロングライド)

2013年東京国際映画祭サクラグランプリを受賞!

パンクが大好きな13歳のボボとクラーラは学校にも家族にも不満がいっぱい。音楽経験もないまま、勢いだけでバンドを結成した二人は、ギター上手で敬虔なクリスチャンのヘドヴィグをメンバーに誘うが…。82年のストックホルムを舞台に、少女たちの弾けるほどの輝きを描いた青春ドラマ。


『グッド・ハート』(2009年 / アイスランド、デンマーク、アメリカ、フランス、ドイツ / 英語(English), ドイツ語(German) / 95分/The Good Heart/監督:ダーグル・カウリ Dagur Kári/字幕:日本語)


2011年アイスランド・アカデミー(エッダ)賞:監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞、美術賞

ニューヨークでバーを経営する老齢のジャックは、心優しいホームレスの青年ルーカスを雇う。孤独だったジャックは心を開き始めるが、ルーカス に恋人が出来たことでふたりは対立してしまう…。ポール・ダノ主演。カウリ監督がSlowblow 名義で楽曲を手掛け、アウトサイダーたちにそっと寄り添った心温まるドラマ。