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SKIN/スキン 

上映終了

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日時

上映終了

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

『SKIN 短編』同時上映決定!!

■上映スケジュール
7月15日(水)・7月16日(木)20:05の回本編上映前

ガイ・ナティーヴ監督が長編映画『SKIN/スキン』の出資を募る意味で、作品の趣旨を理
解してもらうべく作った短編。アメリカにおけるレイシズムの現実に、長編とは異なるアプローチで迫る。白人と黒人の人種問題を、子供の視点を織り交ぜながら強烈な描写と驚愕の展開で観客に問うたこの作品は大きな反響を呼び、企画立ち上げから7年の時を経て長編『SKIN/スキン』が実現した。本作はのちに、2019 年アカデミー賞®・短編映画賞を受賞した。

『SKIN 短編』(2018年/アメリカ/カラー/DCP/21分/原題:SKIN)
監督:ガイ・ナティーヴ
原案:シャロン・メイモン
脚本:ガイ・ナティーヴ、シャロン・メイモン
出演:ジョナサン・タッカー、ジャクソン・ロバート・スコット、ダイニエル・マクドナルド

©NEW NATIVE PICTURES


人は、生まれ変わることができるのか。
レイシストとして生きてきた若者の苦悩と贖罪を描く、衝撃の実話。

スキンヘッド、顔面に憎悪を象徴する無数のタトゥー。白人至上主義者に育てられ、差別と暴力に満ちた生活を送るブライオンは、シングルマザーのジュリーと出会い、これまでの悪行を悔いて新たな人生を築こうと決意する。だがそれを許さない同志たちからの執拗な脅迫、暴力は、容赦なくジュリーたちにも向けられていく…。2003年に米国で発足したレイシスト集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーが辿った実話の映画化。新鋭監督ガイ・ナティーヴは、憎悪の円環から脱け出そうとする男を軸に、レイシズムの非道、人間の再生、それを支える社会の寛容を鮮烈に描き出す。

生れて初めて愛を知った差別主義者は組織からの脱会を決意した。だがその肌に刻まれた憎しみの象徴(タトゥー)を、社会は決して許そうとしなかった―。

イスラエル出身、ユダヤ人のガイ・ナティーヴ監督は、過去の自分と決別するために計25回、16カ月に及ぶ過酷なタトゥー除去手術に挑んだブライオン・ワイドナーを追うTVドキュメンタリー「ERASING HATE」(11)に感銘を受け、本作を企画。だが賛同する映画会社は現れず、製作資金を募ることを目的に、全額自己資金で物語や設定は異なるものの人種差別という同じテーマを扱った、短編『SKIN』(18)を製作した。結果この短編は2019年アカデミー賞・短編映画賞を受賞、監督の当初からの目的である本作が実現することとなった。憎悪のタトゥーにまみれた差別主義者ブライオン役を果敢に演じたのは、『リトル・ダンサー』(00)、『ロケットマン』(19)のジェイミー・ベル。ダニエル・マクドナルド(『パティ・ケイク$』)がブライオンに新たな道を示す女性ジュリー役を演じ、ビル・キャンプ、ヴェラ・ファーミガらベテランが脇を固める。本作は2018年トロント映画祭で高い評価を受け、北米はA24が配給。役者陣の圧巻の演技を始め、現代社会に巣くう人種差別問題をテーマにしながらも未来への希望をこめて描ききった監督の手腕は、大きな称賛を集めている。


【STORY】

反ファシスト抗議を行う人々に、猛然と襲いかかるスキンヘッドの男たち。そのうちの一人の名は、ブライオン・“バブス”・ワイドナー(ジェイミー・ベル)。十代で親に見捨てられ、白人至上主義者グループを主宰するクレーガー(ビル・キャンプ)とシャリーン(ヴェラ・ファーミガ)に拾われ、実の子のように育てられたブライオンは、今やグループの幹部となり、筋金入りの差別主義者となっていた。タトゥーショップで働く彼の体には、鍵十字など、差別的なメッセージを込めたタトゥーが無数に刻まれている。だが、3人の幼い娘を育てるシングルマザーのジュリー(ダニエル・マクドナルド)との出会いをきっかけに、ブライオンはこれまでの自分の人生に迷いを感じ始める。グループを抜け、彼女と新たな生活を始めようと決意するが、前科とタトゥーが障害となり、なかなか仕事につけない。また彼の裏切りを許さないスレイヤー(ダニエル・ヘンシュオール)ら元仲間たちからは、日々脅迫が続いていた。家族の安全と自らの幸福との間で悩むブライオンに、反ヘイト団体を運営するダリル・L・ジェンキンス(マイク・コルター)は、転向を手助けしようと申し出る。ある裕福な女性が、彼のタトゥー除去に資金を提供するというのだ。過去の自分と決別するため、ブライオンは、計25回、16カ月に及ぶ除去手術に挑む。

『SKIN/スキン』(2019年/アメリカ映画/カラー/DCP/118分/R15+/原題:SKIN)
監督・脚本:ガイ・ナティーヴ
出演:ジェイミー・ベル、ダニエル・マクドナルド、ダニエル・ヘンシュオール、ビル・キャンプ、ルイーザ・クラウゼ、カイリー・ロジャーズ、コルビ・ガネット、マイク・コルター、ヴェラ・ファーミガ
製作:ジェイミー・レイ・ニューマン、ガイ・ナティーヴ