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【福間健二監督特集プラス2】『ザ・フューチャー』

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日時

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料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000

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福間健二監督最新作『パラダイス・ロスト』の公開を記念して、
過去作5作品に加え、監督自らが選んだ2作品を特別上映!

わたしをめぐる 愛のような物語
不器用なふたりの、やりきれない毎日から脱出する方法

夢を裏切りつづけた20世紀の、そしてそれを描いてきた映画史の、その先で映画をつくる。生きているだけでも大変だけど、生きているだけでいいのかと問うために映画は存在する。喪失、そしてはじまり。『パラダイス・ロスト』でさらに挑んだ夢と共通するものが『ザ・フューチャー』と『サマーフィーリング』にはある。福間健二

未来ほど複雑で、希望と恐れにあふれる言葉はない。私たちは未来について一生懸命考えるけど、決してそこには到達しない。(ミランダ・ジュライ)同棲4年目の男女が新しい生き方を模索する。日常生活の冒険だとワクワクさせるが、壁にぶつかる。どうしていいかわからなくなる。その現実に文字どおり踊るように浮遊感が立ちのぼる。すばらしい。ミランダ・ジュライ、多才であるという以上に、いまほんとうに必要なことをつねに発見しようとしている。

【STORY】
 ソフィーは35歳、ジェイソンとの同棲は4年目。LAの小さなアパートで、それなりに幸せな生活を送っていた。インターネットをしたり、冗談を言い合ったり。ある日ふたりは、ケガを負った迷い猫を動物シェルターに運んだ。パウパウという名前をつけた。これがパウパウとの出会い。突然ふたりに訪れた小さな小さな変化。パウパウを引き取って最期を看取ると決めた。十分な世話を続ければ5年は生きるだろうと告げられる。「5年後には僕たちは40歳、40はもうほぼ50。そしてその後の人生には……微妙な変化しかない」パウパウに導かれるようにふたりの生活は変わってゆく。これまで避けてきた大人としての責任。ふたりは自由の喪失と人生に残された時間を意識するようになった。パウパウを引き取るまでの30日間、先延ばしにしてきた行動を起こすべく、ふたりは仕事を辞め、インターネットを解約する。ソフィーは<30日間、毎日新しいダンスを創る>ことを決めた。ジェイソンは環境保護団体のボランティアとして<地球を守ろう>と木の訪問販売をしながら、これからの生き方のヒントを見出すために「注意深く、耳をすませて」日々を過ごすようになる。

『ザ・フューチャー』(The Future/2011年/91分/アメリカ・ドイツ/BD)
脚本・監督:ミランダ・ジュライ
出演:ミランダ・ジュライ、ハミッシュ・リンクレイター