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【福間健二監督特集プラス2】 『サマーフィーリング』

3月18日(水)

(C)Nord-Ouest Films - Arte France Cinema - Katuh Studio - Rhpone-Alpes Cinema

日時

3月18日(水)

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000

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詳細 DETAIL

福間健二監督最新作『パラダイス・ロスト』の公開を記念して、
過去作5作品に加え、監督自らが選んだ2作品を特別上映!

フランスの新鋭ミカエル・アース監督が描く、愛と再生の物語。

夢を裏切りつづけた20世紀の、そしてそれを描いてきた映画史の、その先で映画をつくる。生きているだけでも大変だけど、生きているだけでいいのかと問うために映画は存在する。喪失、そしてはじまり。『パラダイス・ロスト』でさらに挑んだ夢と共通するものが『ザ・フューチャー』と『サマーフィーリング』にはある。福間健二

人生とは哀しいものではなく、どんなに暗闇に閉ざされた時であっても、人生とはなんとも曖昧かつ複雑で、キラキラしたものでできているのです。(ミカエル・アース)ひとりの人間が死ぬ。残された者はどう生きるのか。『パラダイス・ロスト』と共通するものがある。しかも、夏。やられたと思った。主演のリーの、受けの演技。風に逆らわない。でも、次へと動いていく新しい男性だ。場所が変わるたびにさらにおもしろくなる。アース監督、空間の見せ方だけでも飽きさせない。

【STORY】
夏真っ盛りのある日。30歳のサシャは突然この世を去る。彼女の死は、ある二人の見知らぬ者同士を出逢わせる。サシャの恋人ローレンスとサシャの妹ゾエ。突然の別れとなったベルリン。深い悲しみが残るパリ。少しずつ自分の生活を取り戻すニューヨーク。三度の夏、三つの都市。愛した人の思い出と幾つもの美しい景色の中で、遺された者たちは少しずつ人生の光を取り戻していくーー。悲しい出来事があっても、新しい朝は訪れ、残された者たちの日々は、愛も哀しみも受け入れただ静かに小波のように進んでいく。拭えない喪失感を抱えながら過ごす、三度の夏を静かに切り取り、観る者に優しい余韻を残す。

サマーフィーリング(2015年/フランス、ドイツ/106分/Ce sentiment de l’ete)
監督:ミカエル・アース
脚本:ミカエル・アース、マリエット・デセール
出演:アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ジュリエット・シュムラ、マリー・リビエール