日時
上映中~7月23日(木)上映
料金
一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
上映中~7月23日(木)上映
一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
『予定は未定』は40歳を前にして未だ独身の女性・純子を軸に物語が動く。見合いもパッとしない純子のもとに届く1枚の紙飛行機。それは男性側の欄だけが埋められている婚姻届だった。純子は、見知らぬ男性が自分にプロポーズした運命を感じ、その住所を訪ねる、という物語だ。
一方の『オーバーナイトウォーク』は故郷を捨てた27歳の売れない女優さくらにスポットライトが当たる。ヌードの誘いを受けるか悩んでいたさくらのもとに、故郷を離れなかった姉・百合子が訪問。過去の思いを振り返りながら、姉妹は2人きりで、下北沢から新宿まで夜中の散歩をする。純子と百合子を演じるのは、屋敷紘子。『るろうに剣心』『進撃の巨人』ほか数々の映画・ドラマに出演し、アクションにも定評のある女優だ。本作でも華麗な走りを披露するほか、複雑な思いを抱えるそれぞれの女性を、高い演技力で演じ切っている。脚本は、磯部監督と数々の短編映画を共に作ってきた永井和男が務めている。この2作で描かれるのは、「ごく普通の人たち」の悩みだ。そこにあるのは、「悩みは人それぞれで、人にはそれぞれ事情があって、完全に分かり合えることなどできやしない。でも寄り添いあうことはできる」という視点だ。遅咲きの映画監督だからこそ描ける、やさしい世界がそこにある。
2018年のインディーズ映画業界は、『カメラを止めるな!』が話題をさらった。「カメ止め」の上田慎一郎監督が「何者かになろうともがく人たち」を撮ったのだとすれば。磯部監督が映し出したのは「何者になったらいいのか、自分でも分からない人たち」だ。『予定は未定』の純子の設定にハッとして、『オーバーナイトウォーク』のさくらに入れ込んで、百合子の言葉に胸を衝かれる、そんな人たちだ。登場人物たちは、みんな、「頑張っている」様子を出さない。暑苦しい熱血ではない。でも実は頑張っている。その姿を磯部監督は、静かにカメラの中にとらえる。だって、世の中の人たちはみんなそうだということを知っているから。『予定は未定』と『オーバーナイトウォーク』。日常に疲れたあなたの心のよりどころになる、そんな珠玉の短編映画がここに誕生した。(森田和幸 キネプレ)
磯部鉄平
ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。
小谷忠典監督のドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品』(2015)に海外撮影スタッフとして参加。帰国後は映像フリーランスとして企業VP、MVのディレクターや、インディーズ映画のスタッフとして活動する。
主な参加作品は「見栄を張る」(助監督、編集)、「コントロール・オブ・バイオレンス」(制作)、「椿、母に会いに」(制作)、「大阪少女」(助監督)、「蝉の鳴くクリスマス」(監督補・編集)など多数。
2016年から映画製作を開始。国内外の映画祭に多数入選、受賞する。
2019年、同級生の谷口慈彦と共に映像制作会社株式会社bellyrollfilm(ベリーロールフィルム)を設立する。
2020年、「ミは未来のミ」/「予定は未定」「オーバーナイトウォーク」がアップリンク吉祥寺にて公開決定。最新作は長編「コーンフレーク」。
2020年3月、劇場公開用長編「アリスインデッドリースクール」の撮影を控える。
40歳を前にして独身の純子はお節介な叔母からお見合いを勧められるがピンとこない。
そんな彼女の元にある日、1枚の紙飛行機が飛んでくる。開いてみると男性の欄だけが埋められた婚姻届だった。
監督・脚本・編集:磯部鉄平
キャスト:屋敷紘子、辰寿広美、南羽真里、時光陸、白井宏幸、上西雄大、徳竹未夏、七瀬ひなた、天川龍一、オカダショウタ、石垣のぼる、五十里愛李、青山朱実、松山旭博、中谷昌代、松本佳奈、平岡沙絵、岩本聡、徳永訓之、上村ゆきえ、西歩、北田千代美、坂本観音、杉本晃輔、清水裕芽、岡村ゆきを、浮田かれん、谷口慈彦、愛乃助、西城亜衣、加島愛、隼、河口仁、土佐和成、山中アラタ
原案:永井和男
脚本:永井和男
助監督:水取拓也
制作:谷口慈彦
撮影:山口理沙、大隈文顕
ステディカム撮影:木下隆之
録音・整音:杉本崇志
VE・カラーグレーディング:白石泰雅
ヘアメイク:福田桃子
音楽:kafuka(江島和臣)
録音助手:佐藤絢美
撮影助手:熊崎杏奈
制作助手:池田こころ、多葉田彩香
照明応援:大西力
制作応援:市村洸平、杉本理恵、山本敬太
英語字幕:日雨孫弥恵
ポスターデザイン:河合良美
ロケ地協力:淀川神社、遊仙、思創堂、ビジュアルアーツ専門学校大阪、小川マンション
エキストラ協力:プロダクション10ANTS
協力:後藤元樹、今井太郎、石原貴洋、小谷忠典、島﨑安里、大宮将司、桐山篤、五十里宏、
トライ・エム・カンパニー、焼酎亭一門、プロダクション10ANTS、いちゑプロ、ヨーロッパ
企画、harakiri films、D-dash&Company
製作:RECIPRO、belly roll film
プロデューサー:大隈文顕
さくらは27歳の売れない女優。ヌードのオファーを受けるかどうか悩んでいた。そんな時、さくらの姉百合子がいきなり東京に訪ねてくる。故郷を捨てた妹と故郷を離れなかった姉。姉妹2人きりの下北沢から新宿まで夜中の散歩がはじまった。
監督・脚本・編集:磯部鉄平
キャスト:高田怜子、屋敷紘子、安楽涼、細川博司、佐々木仁、井上勝馬、後藤紗亜弥、土屋詩織、竹田哲朗、朝比奈菜々子、小橋秀行、高田和正、辰巳直人、石川翔、佐藤ユタ、井口雄介、蓮池桂子
脚本:永井和男
撮影:山口理沙、安楽涼、佐藤絢美
録音・整音:杉本崇志
カラーグレーディング:小林健太
制作:真栄城雄
タイトルデザイン:河合良美
音楽:kafuka(江島和臣)
脚本協力:細川博司
編集協力:岩本守弘
撮影応援:山下哲平
チャット映像監督:濱野洋海
英語字幕:日雨孫弥恵
タイトルデザイン:河合良美
協力:磯部光、大宮将司、児玉惠子、森恵美、山添千裕、山中アラタ、和田裕之、Japan Wing株式会社、トライ・エム・カンパニー
ロケ地協力:Live Bar Grotto
機材協力:harakiri films
プロデューサー:谷口慈彦