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ばるぼら

12月24日(木)上映終了

(C)2019『ばるぼら』製作委員会

日時

12月24日(木)上映終了

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

狂気の果て。
あれは、幻だったのだろうか——

手塚治虫禁断の問題作

日本・ドイツ・イギリスの合作でついに日本凱旋公開!

手塚治虫が1970年代に「ビッグコミック」(小学館)に連載し、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した大人向け漫画「ばるぼら」。この、“映像化不可能”と言われていた原作の映画化がついにベールを脱ぐ。第32回東京国際映画祭・コンペティション部門の正式招待をはじめ世界各国の映画祭を巡り大きな反響を呼んでいる本作、日本・ドイツ・イギリスから唯一無二のスタッフ&キャストが集結してできた奇跡の映画として、あなたの胸に一生残るものとなるでしょう。

愛と苦悩に満ちた大人の幻想物語

監督は手塚治虫の実子であり『白痴』(ヴェネチア国際映画祭 デジタルアワード受賞)『ブラックキス』(東京国際映画祭)など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞。撮影監督にはウォン・カーウァイ監督作品の映像美で知られるクリストファー・ドイルを招き、世界高水準のクオリティとなるアート・シネマが完成した。
異常性欲に悩まされている恥美派小説家・美倉洋介を演じる稲垣吾郎と、自堕落な生活を送る謎のフーテン女・ばるぼらを演じる二階堂ふみが本作で初共演。甘美で退廃的な異世界に全身全霊で臨み、共演陣には渋川清彦、石橋静河、美波ら国内外で活躍する豪華俳優陣が集結。

【STORY】

芸術家としての悩みを抱えながら、成功し、名誉を得、それを失い、破滅していく人気小説家——美倉洋介。
アルコールに溺れ、都会の片隅でフーテンとして存在する、謎の少女——ばるぼら。

ある日美倉洋介は、新宿駅の片隅でホームレスのような酔っ払った少女ばるぼらに出会い、思わず家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらに、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができない。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。彼女はあたかも、芸術家を守るミューズのようだった。
その一方、異常性欲に悩まされる美倉は、あらゆる場面で幻想に惑わされていた。ばるぼらは、そんな幻想から美倉を救い出す。魔法にかかったように混乱する美倉。その美倉を翻弄する、ばるぼら。ばるぼらは現実の女なのか、美倉の幻なのか。狂気の生み出す迷宮のような世界に美倉は堕ちてゆくのだった・・・。

『ばるぼら』(2019/日本、ドイツ、イギリス/100分/カラー/R15+)
監督:手塚眞
原作:手塚治虫
撮影監督:クリストファー・ドイル
出演:稲垣吾郎、二階堂ふみ、渋川清彦、石橋静河、美波、大谷亮介、片山萌美、ISSAY、渡辺えり
脚本:黒沢久子
プロデュース:古賀俊輔
プロデューサー:アダム・トレル、姫田伸也
共同プロデューサー:湊谷恭史、ステファン・ホール、アントワネット・コエステル
キャスティング:杉野剛
照明:和田雄二
録音:深田晃
美術統括:磯見俊裕
美術:露木恵美子
音楽:橋本一子
扮装統括:柘植伊佐夫
助監督:吉田聡
制作担当:奥泰典
制作プロダクション:ザ・フール
配給:イオン・エンターテイメント
宣伝:フリーストーン