日時
1月9日(土)、1月11日(月)、1月13日(水)上映
料金
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900 ※サービスデー適用外
1月9日(土)、1月11日(月)、1月13日(水)上映
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900 ※サービスデー適用外
弱冠26歳、名も知れぬ中国の地方都市から突如現れた天性の才能に、世界が驚嘆した!
ビー・ガン監督(『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』)
デビュー作
『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』で鮮烈の日本初上陸を果たしたビー・ガン監督が、その名を全世界に知らしめた驚愕のデビュー作が『凱里ブルース』だ。自己資金と借金、周囲の援助で完成へと漕ぎ着けた本作は、ロカルノ国際映画祭でお披露目されるや、各国のメディアやジャーナリストから驚きと称賛を持って向かい入れられた。その時の興奮を、後に新華社通信は、「過去五年で一番優れた中国国産映画」「中国映画を五十年進歩させる」と絶賛されたと伝えている。『ロングデイズ・ジャーニー〜』でも展開されたノーカットのロングショットは、ここでも40分間にわたって展開されており、主人公の魂の彷徨が哀愁と夢幻の世界の中に綴られている。ビー・ガン独自のスタイルが、このデビュー作で既に確立されているのだ。
エキゾチックな亜熱帯、貴州省の霧と湿気に包まれた凱里(ルビ=かいり)市の小さな診療所に身を置いて、老齢の女医と幽霊のように暮らすチェン。彼が刑期を終えてこの地に帰還したときには、彼の帰りを待っていたはずの妻はこの世になく、亡き母のイメージとともに、チェンの心に影を落としていた。さらにしばらくして、可愛がっていた甥も弟の策略でどこかへと連れ去られてしまった。チェンは甥を連れ戻す為に、また女医のかつての恋人に想い出の品を届ける為に、旅に出のだか、辿り着いたのは“ダンマイ”という名の、過去の記憶と現実と夢が混在する、不思議な街だった──。
『凱里ブルース』(2015年製作/113分/G/中国/原題:路邊野餐 Kaili Blues/中国語・凱里地方の方言)
監督・脚本:ビー・ガン
出演:チェン・ヨンゾン、ヅァオ・ダクィン、ルナ・クォック、ユ・シシュ
撮影:ワン・ティアンシン
音楽:リン・チャン
日本語字幕翻訳 : 五十嵐陽子
監修:河合彩子
配給:リアリーライクフィルムズ + ドリームキッド
提供:ドリームキッド + miramiru + リアリーライクフィルムズ