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ホモ・サピエンスの涙

上映中~1月28日(木)

© Studio 24

日時

上映中~1月28日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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やっぱり、がなくっちゃね。

第76回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(最優秀監督賞)

スウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン、5年ぶりの最新作!

アリ・アスター(『ミッド・サマー』)
イニャリトゥ(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
アロノフスキー(『ブラック・スワン』)

名匠たちが敬愛する、奇才ロイ・アンダーソン

前作『さよなら、人類』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞(グランプリ)に輝き、さらに5年ぶりに発表した本作でも同映画祭で最優秀監督賞受賞という快挙を果たしたスウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン。CG全盛の時代にCGはほぼ使わず、野外撮影ではなく巨大なスタジオにセットを組み、模型や手描きのマットペイント(背景画)を多用するというアナログにこだわった手法で驚きの傑作を生みだしてきた。絵画のような映像美と、独特のユーモアが散りばめられた哲学的な世界観が絶賛され、これまで『散歩する惑星』(00)、『愛おしき隣人』(07)、『さよなら、人類』(14)と世界中の映画祭で受賞を重ねてきた。『ミッドサマー』アリ・アスター、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』アレハンドロ・G・イニャリトゥ、『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキーなど、名だたる映画監督たちも敬愛する監督にロイの名を挙げ、映画ファンのみならず名匠たちをも熱狂させている。

映像の魔術師が、この時代を生きる全人類〈ホモ・サピエンス〉に贈る——愛と希望を込めた、万華鏡のような映像詩。

“映像の魔術師”ロイ・アンダーソン監督が本作で描くのは、時代も年齢も異なる人々が織りなす悲喜劇。構図・色彩・美術と細部まで計算し尽くし、全33シーンすべてをワンシーンワンカットで撮影した。実在の名画の数々からインスパイアされた美術品のような贅沢な映像にのせて「千夜一夜物語」(アラビアンナイト)の語り手を彷彿とさせるナレーションが物語へと誘う。さらに、ビリー・ホリデイ、ザ・デルタ・リズム・ボーイズなど時代を超えて愛される歌声も登場。映画に彩りを与え、ロマンティックな雰囲気を纏わせる。

【STORY】 

この世に絶望し、信じるものを失った牧師。戦禍に見舞われた街を上空から眺めるカップル…悲しみは永遠のように感じられるが、長くは続かない。これから愛に出会う青年。陽気な音楽にあわせて踊るティーンエイジャー…幸せはほんの一瞬でも、永遠に心に残り続ける―。人類には愛がある、希望がある。だから、悲劇に負けずに生きていける。悲しみと喜びを繰り返してきた不器用で愛おしい人類の姿を万華鏡のように映したアンダーソン監督渾身の傑作!

『ホモ・サピエンスの涙』(2019年/スウェーデン=ドイツ=ノルウェー/カラー/76分/ビスタ/英題:ABOUT ENDLESSNESS/原題:OM DET OÄNDLIGA)
監督・脚本:ロイ・アンダーソン(『散歩する惑星』『さよなら、人類』)
出演:マッティン・サーネル、タティアーナ・デローナイ、アンデシュ・ヘルストルム
撮影:ゲルゲイ・パロス
後援:スウェーデン大使館
提供:ビターズ・エンド、スタイルジャム
配給:ビターズ・エンド