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最後にして最初の人類 Last and First Men

上映中~9月9日(木)※上映終了

©️2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson

日時

上映中~9月9日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

リンク

詳細 DETAIL

上映後トークショー決定!

写真家の星野藍さんに、著書『旧共産遺産』撮影時に訪れたスポメニックについてお話をお伺いします。

8月29日(日)
登壇者:星野藍(写真家)


ベルリン国際映画祭 特別招待作品 ベルリナーレ・スペシャル部門上映

あなたは、文学、映像、音楽の美しくも壮絶なる
融合コラボレーション
を劇場で体験するだろう。

北欧の作曲家ヨハン・ヨハンソン
人類に託した最後のメッセージ

2018年2月9日、ヨハン・ヨハンソン逝去。シガー・ロス、坂本龍一、マックス・リヒターなど世界中のアーティストからその早すぎる死を悼むコメントが多数発表された。彼が生前、最後に取り組んだ最初で最後の長編映画が本作である。仲間たちの尽力より、没後2年の時を経て、ついに完成した貴重な作品だ。

20億年先の未来から届いた人類の壮大なる叙事詩
語りかけるはアカデミー賞女優ティルダ・スウィントン
伝説のSF小説、奇跡の映画化!

1930年の初版以来、アーサー・C・クラーク(「2001年宇宙の旅」)等にも大きな影響を与えてきたSF小説の金字塔「最後にして最初の人類」が原作。20億年先の人類から語られる壮大な叙事詩である。全編16mmフィルムで撮影された旧ユーゴスラビアに点在する巨大な戦争記念碑<スポメニック>の美しい映像とヨハンソンが奏でるサウンドは、未来と宇宙への想像力を掻き立て、観客を時空を超えた時間旅行へと誘う。

マルチメディア作品『最後にして最初の人類』

『最後にして最初の人類』は、マルチメディア作品として2017年にマンチェスター・インターナショナル・フェスティバルでライブパフォーマンスとして初上演された。他都市での公演は技術・制作チームをそのままに、地元のオーケストラとともに公演を行っており、2022年から2023年にかけて再演も計画されている。
本作では、ナレーションにティルダ・スウィントンを迎え、映像と音楽を組み合わせながら、記憶や喪失、そしてユートピアに対する考えについて、詩的に思いを巡らせている。50%ほど完成していた音楽は、彼の死後、ヤイール・エラザール・グロットマンの手によって引き継がれ、完成を迎え、2020年のベルリン国際映画祭にてプレミア上映された。2020年のベルリン国際映画祭にてプレミア上映された。

【スポメニック】
旧ユーゴスラビア点在する戦争記念碑。1960年代から80年代にかけるチトー政権下の時代に作られ新しい社会主義国家のイデオロギーを象徴する意味合いも込められていた。その幾何学的なモニュメントは近年多くのアーティストやデザイナーの創作活動に多くの影響を与えている。

『最後にして最初の人類』(2020年/アイスランド/英語/71分/DCP/ヨーロッパビスタ1.66:1/5.1 ch)
監督:ヨハン・ヨハンソン
ナレーション:ティルダ・スウィントン(『フィクサー』『グランド・ブダペスト・ホテル』)
プロデューサー:ヨハン・ヨハンソン、ソール・シグルヨンソン、シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
撮影:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン(『ヴィクトリア』『ひつじ村の兄弟』『アナザーラウンド』)
音楽:ヨハン・ヨハンソン、ヤイール・エラザール・グロットマン
字幕翻訳:安藤里絵
字幕監修:浜口稔
配給:シンカ