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せかいのおわり【風間志織監督特集】

上映中~10月7日(木)

日時

上映中~10月7日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,500/シニア¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000

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詳細 DETAIL

上映後トークショー決定!

10月1日(金)
登壇者:中村麻美(本作出演)、風間志織(本作監督)
10月3日(日)
Bitoミニライブ 
10月5日(火)
登壇者:風間志織(本作監督)、及川章太郎(脚本家 ※リモート登壇)、中村麻美(本作出演 ※リモート登壇)
10月7日(木)
登壇者:岸野雄一(スタディスト・音楽家)、渋川清彦(本作出演)、風間志織(本作監督)

※敬称略
※登壇者は予告なく変更となる場合がありますので、予めご了承ください


10代から注目を集めてきた風間志織監督が、直木賞作家・大島真寿美の初期傑作長編を
2021年を設定に翻案し映画化した『チョコリエッタ』他、『せかいのおわり』『火星のカノン』3作を一挙上映!

高校2年の時に製作した8mm『0×0(ゼロカケルコトノゼロ)』が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)84に入選。第一階PFFスカラシップを獲得し製作された『イみてーしょん、いんてりア』(85)は、トリノ国際映画祭に招待されるなど10代から脚光を浴び、「天才少女の出現!」と騒がれた、風間志織監督。22歳で撮った『メロディ』(88)は、8mmながらユーロスペースでロングラン上映され、つづく『冬の河童』(95)ではロッテルダム国際映画祭タイガーアワード(グランプリ)を受賞。『火星のカノン』(01)では第14回東京国際映画祭にて日本人初のアジア映画賞を受賞。『せかいのおわり』(04)と共に、2作連続でベルリン国際映画祭フォーラム部門にノミネートされるなど、国内外でも高い評価を得てきた。
初の原作ものとなった『チョコリエッタ』(14)では、森川葵、菅田将暉を起用し、設定を原発事故から10年後の2021年に翻案し映画化。未来に希望が見えない21世紀を生きる少年少女たちを寄り添うように描いた。設定の年である本年、リバイバル上映が決定!撮影当時10代だった森川、菅田をはじめ、岡山天音、三浦透子など、今の日本映画界を牽引する若手俳優たちが集結した珠玉の青春映画。
21世紀に撮られた2本もデジタルリマスターされ特集上映が決定。2001年製作『火星のカノン』は、小日向文世、久野真紀子(現・クノ真季子)、中村麻美らが出演し、家族を持つ男との恋愛やLGBTも同じ地平で「愛する」とは何かを描く。つづく2003年製作の『せかいのおわり』も、中村麻美、渋川清彦、長塚圭史、田辺誠一、つみきみほ、小林且弥、高木ブーなど多彩な出演者が揃い、幼なじみの男女を中心にすれ違う恋模様をコメディタッチで写し出す。


【STORY】

盆栽ショップ「苔 moss」で働く三沢店長と慎之介のところに、大荷物を抱えた慎之介の幼なじみ・はる子が彼に追い出されたと訪ねてくる。その夜から三人の共同生活が始まることに。ナンパばかりしている慎之介にはる子は言う。「ちゃんと彼女作んなよ。中途半端なナンパとか、マジでやめな」。はる子は慎之介が自分を想う気持ちには気づかないが、店長が慎之介に抱く気持ちは見透かしてしまった。その夜、何も言わずにはる子が姿を消す・・・。

『せかいのおわり』(2004年/112分)
監督:風間志織
出演:中村麻美、渋川清彦、長塚圭史、安藤希、土屋久美子、クノ真季子、長宗我部陽子、高木ブー、田辺誠一
脚本:及川章太郎
プロデューサー:伊藤直克
撮影:石井勲
美術:丸尾知行
録音:臼井勝、真弓信吾
音楽:岸野雄一
スクリプター:田口良子
テーマ曲:「i’m through with love」チャックベリー