日時
上映中~10月28日(木)
料金
【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員¥1,000
上映中~10月28日(木)
【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員¥1,000
アップリンク吉祥寺と京都の両館にて、アニエスベー シネマ ウィーク(agnès b. cinema week)を開催します。
アニエスベーのコレクションにも参加した俳優、ロッド・パラド、レダ・カテブ、ディアーヌ・ルーセルの出演作など、珠玉の10作品を日替り上映いたします。
作品名をクリックすると作品紹介に飛ぶことができます。
10月15日(金) | 『顔たち、ところどころ』 |
10月16日(土) | 『太陽のめざめ』 |
10月17日(日) | 『永遠のジャンゴ』 |
10月18日(月) | 『デヴィッド・リンチ:アートライフ』 |
10月19日(火) | 『アカルイミライ』 |
10月20日(水) | 『ラッキー』 |
10月21日(木) | 『わたしはロランス』 |
10月22日(金) | 『アランフエスの麗しき日々』 |
10月23日(土) | 『ロスト・リバー』 |
10月24日(日) | 『世界の涯ての鼓動』 |
10月25日(月) | 『永遠のジャンゴ』 |
10月26日(火) | 『太陽のめざめ』 |
10月27日(水) | 『ロスト・リバー』 |
10月28日(木) | 『世界の涯ての鼓動』 |
『顔たち、ところどころ』(2017年/フランス/89分/1.85:1/5.1ch/DCP)
出逢い、生活、思い出、そして人生。まるで古いアルバムをめくるような顔、顔、顔。
「ヌーヴェルヴァーグの祖母」とも呼ばれる女性映画監督の先駆で、カンヌ、アカデミー両賞で名誉賞を受賞しているアニエス・ヴァルダ。そして、大都市から紛争地帯、様々な場所で、そこに住む人々の大きなポートレートを貼り出すアートプロジェクトで知られるアーティストJR(ジェイアール)。『顔たち、ところどころ』は、そんなふたりがフランスの田舎街を旅しながら、人々とふれあい、作品を一緒に作り残していくロードムービー・スタイルのハートウォーミングなドキュメンタリー。
脚本・監督・出演:アニエス・ヴァルダ、JR
音楽:マチュー・シェディッド(-M-)
字幕翻訳:寺尾次郎
配給・宣伝:アップリンク
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』(2016年/アメリカ・デンマーク/88分/英語/DCP/1.85:1/原題:David Lynch:The Art Life)
アメリカの小さな田舎町で家族と過ごした幼少期、アーティストとしての人生に憧れながらも溢れ出る創造性を持て余した学生時代の退屈と憂鬱。後の『マルホランド・ドライブ』(2001)美術監督である親友ジャック・フィスクとの友情。生活の為に働きながら、助成金の知らせを待った日々。そして、当時の妻ペギーの出産を経てつくられた長編デビュー作『イレイザーヘッド』(1976)に至るまでを奇才デヴィッド・リンチ自らが語りつくす。
監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネールガード=ホルム
出演:デヴィッド・リンチ
配給・宣伝:アップリンク
オダギリジョー×浅野忠信×藤竜也のコラボレーションで話題を呼んだ黒沢清監督作品。
眠ると未来の夢を見るという仁村雄二(オダギリジョー)は、いつもなにかにイラついていた。そんな彼にとって同僚の有田守(浅野忠信)は、心を許せる唯一の存在だった。ある日、守は「嵐が来るかもな」と言い残し、突然姿を消す。そんな雄二の前に、守の父が現れ、雄二はいつしか彼のもとで働き始める。世代も考え方も違う二人だったが、次第に守の残したクラゲを東京の河川で繁殖させるということに熱中していくのだった。
監督・脚本・編集:黒沢清
出演:オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也、笹野高史、白石マル美、りょう、加瀬亮、小山田サユリ、はなわ、森下能幸、佐藤佐吉、三島ゆたか、松山ケンイチ、ユージ(永井有司)
プロデューサー:浅井隆、野下はるみ、岩瀬貞行
エグゼクティブプロデューサー:浅井隆、小田原雅文、酒匂暢彦、高原建二
アソシエイトプロデューサー:藤本款
撮影:柴主高秀
美術:原田恭明
衣装:北村道子
音楽:パシフィック231(蓮実重臣、三宅剛正)
主題歌:THE BACK HORN「未来」
アカルイミライ製作委員会:アップリンク、デジタルサイト、クロックワークス、読売テレビ
『ラッキー』(2017年/アメリカ/88分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP)
名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて、2017年9月に亡くなったハリー・ディーン・スタントン自身の人生にもなぞらえて描いた、ラブレターともいえる初監督作品。ラッキーの友人役としてこれまでにハリー・ディーンの出演作を何本も監督してきたデヴィッド・リンチが出演している。
神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされた彼は、「死」について考え始める。子供の頃怖かった暗闇、去っていった100歳の亀、“エサ”として売られるコオロギ――小さな町の、風変わりな人々との会話の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。
監督:ジョン・キャロル・リンチ
出演:ハリー・ディーン・スタントン、デヴィッド・リンチ、ロン・リビングストン
配給・宣伝:アップリンク
『わたしはロランス』(2012年/カナダ=フランス/168分/1.33:1/カラー/原題:Laurence Anyways)
既にカンヌの常連にしてガス・ヴァン・サントを虜にした才能の持ち主、グザヴィエ・ドランと、実力派俳優たちによる心揺さぶる衝撃作。
モントリオール在住の国語教師ロランスは、恋人のフレッドに「これまでの自分は偽りだった。女になりたい」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを激しく非難するも、彼の最大の理解者であろうと決意する。あらゆる反対を押し切り、自分たちの迷いさえもふり切って、周囲の偏見や社会の拒否反応の中で、ふたりはお互いにとっての“スペシャル”であり続けることができるのか…?
10年にわたる、強く美しく切ない愛を描いたラブ・ストーリー。
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ
配給:アップリンク
『太陽のめざめ』(2015年/フランス/119分/仏語/原題:La Tête haute/英題:standing tall/R15+)
彼女を見ていると、年を重ねることが楽しみになる──世界中の女性にそんな勇気と喜びを与えてくれる大女優、カトリーヌ・ドヌーヴ。大スターとなってからも、才気あふれる若手監督の作品に積極的に参加。その映画への深い愛に敬意を表して、2008年にはカンヌ国際映画祭から特別賞が捧げられた。奇跡の美貌は姿かたちの美しさから、内面からも輝く存在の美しさへと昇華し、今では彼女の生き方そのものが、国境や世代を超えたすべての女性たちの永遠の憧れとなっている。
その彼女が出演した本作は、女性判事と指導員の誠実で力強い愛によって、学校からも社会からも脱落した少年が遂に自分の人生を見出すまでを描く、まさに名優の偉大なキャリアの円熟期にふさわしい感動のヒューマンドラマだ。
監督・脚本を務めるのは、ドヌーヴが「素晴らしい才能。彼女の書く脚本は1行たりとも直す必要がない」と称えるエマニュエル・ベルコ。本作は2015年の第68回カンヌ国際映画祭でオープニング作品に選ばれたのだが、女性監督の作品がカンヌの開幕を飾るのは、28年ぶり史上2度目の快挙となった。
フローランス判事が初めてマロニーと出会ったのは、彼が6歳の時だった。若さのあまり育児より自分の楽しみを優先してしまう母親に置き去りにされたマロニーを保護したのだ。10年後、成長したマロニーは学校へも通わず、荒れた生活を送っていた。判事は無免許運転で補導された彼を再び担当することになり、自身もかつては不良少年だったヤンを教育係に任命し、マロニーが自分の人生を見つけられるよう温かな手を差しのべる。田舎の更生施設で指導員に支えられ、同年代の少女テスと恋におち、少しずつ変わっていくマロニー。しかし、施設を出たマロニーを数々の試練が待ち受ける。再び爆発しそうになるマロニーを救うために、判事が選んだ道とは──?
監督:エマニュエル・ベルコ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッド・パラド、ブノワ・マジメル、サラ・フォレスティエ、ディアーヌ・ルーセル
字幕:古田由紀子
配給・宣伝:アルバトロス・フィルム+セテラ・インターナショナル
宣伝協力:テレザ、上地智子
© 2015 LES FILMS DU KIOSQUE – FRANCE 2 CINÉMA – WILD BUNCH – RHÔNE ALPES CINÉMA – PICTANOVO
『永遠のジャンゴ』(2017年/フランス/117分/シネマスコープ/原題:Django)
「マイナー・スウィング」など数々の名曲を残し、ジミ・ヘンドリックス、B.B.キング、エリック・クラプトン、ジェリー・ガルシア、ジミー・ペイジ、カルロス・サンタナ、ジェフ・ベックなど世界中のミュージシャンたちが、もっとも影響を受けた“ギターの英雄”と讃える天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。才能に溢れた気ままで奔放なアーティストとして知られ、「ヨーロッパ初の偉大なジャズ・ミュージシャン」と評される彼の、第二次世界大戦中の知られざる物語が、初めて描かれる。
現代のジプシー・ジャズの最高峰ギタリスト、ストーケロ・ローゼンバーグ率いるローゼンバーグ・トリオが、劇中の楽曲すべてのレコーディングを担当した本作は、音楽映画としても傑出した魅力を放っている。さらに、音源も譜面も一部分しか残存しないジャンゴ作曲による「レクイエム」を、音楽家ウォ-レン・エリスがインスピレーションから創作。初めて再現された幻の曲が、重要シーンで演奏されるのも見逃せない。
監督は『チャップリンからの贈り物』『大統領の料理人』などの脚本を手掛けるエチエンヌ・コマール。初監督となる本作で、主演にフランスを代表する実力派俳優レダ・カテブを迎え、ジャンゴの魅力溢れる生き様から、知られざる壮絶な苦しみまでを史実に基づき繊細に描出した。
1943年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。ジプシー出身のギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトは、パリでもっとも華やかなミュージックホール、フォリー・ベルジェールに出演し、毎晩のように満員の観客を沸かせていた。まさに音楽界の頂点を極めるジャンゴだったが、一方で、ナチスによるジプシーへの迫害は酷くなり、パリをはじめ各地でジプシー狩りが起きていた。多くの同胞が虐殺され、家族や自身にも危険が迫り、絶望に打ちのめされるジャンゴだったが、そんななか、彼にナチス官僚が集う晩餐会での演奏が命じられる…。
監督・脚本:エチエンヌ・コマール
出演:レダ・カテブ、セシル・ドゥ・フランス
音楽:ローゼンバーグ・トリオ
字幕翻訳:星加久実
協力:ユニフランス
配給:ブロードメディア・スタジオ
© 2017 ARCHES FILMS – CURIOSA FILMS – MOANA FILMS – PATHE PRODUCTION – FRANCE 2 CINEMA – AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA
『アランフエスの麗しき日々』(2016年/フランス、ドイツ、ポルトガル/97分/フランス語、ドイツ語、英語/1.85:1/DCP/原題:Les BEAUX JOURS d’ARANJUEZ)
第3回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門正式出品作『アランフエスの麗しき日々』は、ヴィム・ヴェンダース監督にとって初のフランス語映画であり、「生涯で初めて100%自分の思いのままに撮り上げた映画」と語る自信作でもある。原作は、ヨーロッパを代表する作家のひとりペーター・ハントケによってフランス語で書かれた戯曲「アランフエスの麗しき日々 夏のダイクアローグ」。『3枚のアメリカのLP』、『ゴールキーパーの不安』、『まわり道』、『ベルリン・天使の歌』に続く、二人の5度目のコラボレーション作品だ。
木々の間を吹き抜ける涼風が木漏れ日を揺らす夏の午後。小高い丘の上の一軒家。足下に広がる田園風景の遠くに、パリの街並みがおぼろげに見える。庭の木陰に置かれたテーブルをはさんで座る一組の男女が、最初はためらいがちに、長い対話を始める。性的体験、子供時代の思い出、それぞれの記憶、夏の本質、男と女の違いについて…。ときにゲームのように激しく言葉が応酬し、ときに長いモノローグや間、静寂へと変容していく。庭に向かって大きく開け放たれた扉の奥の書斎には、タイプライターを前に、作家がひとり、庭を見つめながら座っている…。
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:レダ・カテブ、ソフィー・セミン、イェンス・ハルツ、ニック・ケイヴ
原作:ペーター・ハントケ「アランフエスの麗しき日々 夏のダイアローグ」(論創社)
プロデューサー:パウロ・ブランコ、ギアン=ピエロ・リンゲル
編集:ベアトリス・ババン
撮影:ブノワ・デビ
録音:ピエール・トゥカ、アンツガー・フレーリッヒ
美術:ヴィルジニー・エルンヴァン、ティエリー・フラマン
衣装:ジュディ・シュルーズベリー
字幕翻訳:松岡葉子
©2016-Alfama Films Production-Neue Road Movies
『ロスト・リバー』(2014年/アメリカ/95分/カラー/DCP/シネスコ/5.1ch)
『ドライヴ』『ブルーバレンタイン』などの印象的な役柄で世界中の映画ファンを虜にしたライアン・ゴズリングの監督デビュー作。
熱狂的な映画ファンであるライアンが、自身の映画愛を存分に注ぎ込んで描いたのは、儚くも美しいデストピアで生きる人々の悲哀だ。『ロスト・リバー』ではファンタジー、ノワール、サスペンスといった要素が結びつき、現代的でダークなフェアリーテールとして結実する。消え行く街の、超現実的で夢の様な風景を舞台に、2人の子を持つシングル・マザーのビリーと、彼女の10代の息子、ボーンズがこの街で生き残るために湖底に沈んだ街“ロスト・リバー” の謎の奥深くへ迷い込んでいく。
経済破綻し、住人たちがほとんどいなくなった、とあるゴーストタウン。この街に住む少年、ボーンズは、廃墟だらけの街でクズ鉄集めをしながら暮らしていたが、日々生活は厳しくなるばかりだった。ボーンズの母、ビリーはシングル・マザーとして二人の息子を育てているが、すでに家は差し押さえ寸前で、街を去るか否か、というギリギリの選択を迫られていた。彼女はローンの相談に銀行を訪れるが、支店長のデイヴから怪しげなショーを行う店で働く事を勧められ、断りきれずに承諾してしまう。
一方、ボーンズは近所に住むミステリアスな少女、ラットと行動を共にするようになる。年老いた祖母と暮らす彼女もまた、壊れゆく街に囚われながら、行き場のない不安と孤独を抱えており、二人は次第に心を通わせていく。
そんな中、ラットはボーンズに謎めいた噂話を聞かせる。この街が衰退した原因は、貯水池を造るために街の一部を水の中に沈めた時、一緒に「あるもの」を湖底に沈めてしまったからだという。そのせいで、ここには呪いがかけられてしまったのだ、と―。
真偽を確かめるために、湖底の街“ロスト・リバー” を探索するボーンズだったが、それを快く思わないギャングのブリーに目を付けられてしまう。この街の全てを掌握したいと願うブリーは、ボーンズから全てを奪おうとして嫌がらせを繰り返す。さらに、彼の果てしない欲望はやがてラットにも向けられていくのだった。
ボーンズとラット、そして、生活ために自分を犠牲にするビリー、崩壊寸前の街で足掻きながら生きる彼らが、最後に選んだ道とは―?
製作・監督・脚本:ライアン・ゴズリング
出演:イアン・デ・カーステッカー、シアーシャ・ローナン、クリスティナ・ヘンドリックス、エヴァ・メンデス、マット・スミス、ベン・メンデルソーン
製作総指揮:ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
撮影:ブノワ・デビエ
日本語字幕:ブレインウッズ
配給・宣伝:トランスフォーマー
© 2013 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
『世界の涯ての鼓動』(2017年/イギリス/112分/英語・アラビア語/カラー/ビスタサイズ/DCP/5.1ch/原題:Submergence)
カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた『パリ、テキサス』(1984)、監督賞を受賞した『ベルリン・天使の詩』(1987)、さらには音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999)が世界的に絶賛され、『Pina/ピナ・バウシュ 躍り続けるいのち』(2011)がアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされる等、映画史に永遠に刻まれる傑作を世に送り出し続けるヴィム・ヴェンダース監督。
今度のヴェンダースが描くのは、命がけの仕事に人生を捧げてきた男女が恋におち、世界の果てと涯てへと旅立つが、再び会うために危険な任務に立ち向かう物語。円熟期を迎えたヴェンダースが、半世紀を超える映画人生で追いかけてきたテーマをすべて込めた、集大成となる作品。
ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会い、わずか5日の間で情熱的な恋におちたダニーとジェームズは、別れの朝の引き裂かれるような痛みに、互いに生涯の相手だと気付く。だが、生物数学者のダニーには、グリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査が、MI-6の諜報員であるジェームズには、南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていた。ダニーには地球の未来が、ジェームズには世界の運命がかかっている。二人は、たった一つのミスで命を落とすという危険な仕事へと旅立つのだった。
やがて恐れは現実となり、ダニーの潜水艇が海底で操縦不能となり、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまう。死が目前まで迫る闇に閉じ込められ、愛の記憶に救いを求める二人。果たして彼らは、この極限の死地を抜け出し、最愛の人を再びその胸に抱きしめることができるのか──?
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アリシア・ヴィキャンデル、アレクサンダー・シディグ、ケリン・ジョーンズ、レダ・カテブ、アキームシェイディ・モハメド
脚本:エリン・ディグナム
製作:キャメロン・ラム
撮影:ブノワ・デビエ
編集:トニ・フロッシュハマー
美術:ティエリー・フラマン
衣装:ビナ・ダイグラー
音楽:フェルナンド・ベラスケス
字幕翻訳:松浦美奈
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©2017 BACKUP STUDIO NEUE ROAD MOVIES MORENA FILMS SUBMERGENCE AIE