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Summer of 85

上映中~12月9日(木)

© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

日時

上映中~12月9日(木)

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

第15回ローマ国際映画祭(2020年)観客賞受賞

フランソワ・オゾン、新境地にして最高傑作!
恋する喜びと痛みを描いた至極の初恋物語

世界三大映画祭の常連にして、世界中から新作を待ち望まれているフランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン。監督最新作は、自身が17歳の時に出会い深く影響を受けたエイダン・チェンバーズの小説「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)の映画化。描かれるのは、運命的な出会いを果たした美しき少年たちの、初めての恋と永遠の別れ。原作小説に感銘を受けた自身の10代当時の感情を投影しながら、少年たちの忘れられないひと夏の恋物語を鮮やかに映し出す。
『彼は秘密の女ともだち』『ぼくを葬る』などリアル且つ叙情的な描写で観客を魅了してきたオゾンが、“LGBTQ+””恋愛”というテーマに挑み、過激な性描写やエロティシズム要素を押さえ、若年層をメインとした新規ファン層の開拓を目指し、オゾン作品を見たことのない観客層やデジタル世代にも、届きやすい作品となった。THE CURE”IN BETWEEN DAYS”、ロッド・スチュワート”SAILING”など、80年代を代表する名曲たちも、本作を引き立てる重要な要素となっている。

狂おしいほどに互いを想う彼らの姿を、思春期の初恋の形として描き出した本作は、世界の名だたる映画祭で高い評価を獲得。第73回カンヌ国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出、第15回ローマ国際映画祭で観客賞を受賞、第46回セザール賞では作品賞や監督賞など11部門12ノミネートされ、多くの映画人や観客を魅了している。予告なしに始まる胸の高鳴り、とめどなく溢れ出す愛おしさ、その存在が世界のすべてになるほど深く誰かを想う、生まれて初めての経験。愛する喜びと苦しさに身を焦がす少年たちの姿が、誰の心にも甘く切ない初恋の衝動を呼び起こす。

【STORY】

1985年夏、フランス・ノルマンディーの海辺
恋する喜びと痛みを知った少年が守ろうとした、あの夏の誓い──

セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックス。突然の嵐に見舞われ転覆した彼を救助したのは、18歳のダヴィド。二人は急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれる。アレックスにとってはこれが初めての恋だった。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、ダヴィドの不慮の事故によって恋焦がれた日々は突如終わりを迎える。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった─。

『Summer of 85』(2020/フランス/100分/カラー/DCP/PG-12/原題:Ete 85/英題:Summer of 85)
監督・脚本:フランソワ・オゾン
製作:エリック&ニコラス・アルトメイヤー(『17歳』『彼は秘密の女ともだち』)
出演:フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー
配給:フラッグ、クロックワークス