日時
上映中~12月9日(木)
料金
【特別料金】一般¥1,500/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
上映中~12月9日(木)
【特別料金】一般¥1,500/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
■11月26日(金)
『雲の上』19:55の回上映後
登壇者:相澤虎之助
■11月29日(月)
『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』16:35の回上映後
登壇者:富田克也、相澤虎之助
■12月1日(水)
『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』16:35の回上映後
登壇者:富田克也
『典座 -TENZO-』18:25の回上映後
登壇者:河口智賢、富田克也
■12月7日(火)
『映画 潜行一千里』
登壇者:スタジオ石(MMM & Mr.麿)、富田克也、相澤虎之助
※敬称略
※登壇者は予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください
10周年を記念し新たにデジタルリマスター版として公開された『サウダーヂ』。今回の上映で「空族」を新たに知った映画ファンもいるかもしれない。「空族」とは、富田克也、相澤虎之助を中心に結成された映像制作集団だ。ひとつの作品撮るのに入念なリサーチを重ね、それは数年を要する。加えて、撮影する場所で出会った仲間が、スタッフになっていると思えば、いつの間にか出演者にもなっている。そうやって作られた作品は、商業映画はおろか、自主映画と呼ぶにも、あまりにも規格外な作品を送りだしてきた。作品はすべて未ソフト化。配給宣伝も自らで行う、完全なる独自路線をひた走り、映画制作を続けている。
今回の特集では、『サウダーヂ』(2011)の次に制作された構想10年、撮影不可能と言われたタイの日本人向けの歓楽街タニヤで撮影を敢行。タイ・ラオスオールロケの大作『バンコクナイツ』(2016)、そして、その謎に満ちた作品の秘密に触れるメイキング・ドキュメンタリー『映画 潜行一千里』(2017)、曹洞宗青年会とタッグを組み、高僧・青山俊董老師が出演し、本来あるべき仏教のあり方を問う、空族の現時点での最新作『典座 -TENZO-』(2019)、そして、中上健次、柳町光男に多大な影響を受け制作に4年を費やした富田克也監督処女作『雲の上』(2003)、そしてかつて東南アジアを旅するバックパッカーであった相澤虎之助のライフワークというべきバビロンシリーズ『花物語バビロン』(1997)、『バビロン2 -THE OZAWA-』(2012)の計6作品を上映する。
商業映画の制作とは一線を画し、独特の方法で撮影を続ける空族とその仲間たちの全貌に迫る。
【Aプログラム】『雲の上』
【Bプログラム】『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』
【Cプログラム】『典座 -TENZO-』
【Dプログラム】『バンコクナイツ』
【Eプログラム】『映画 潜行一千里』
11月26日(金) | 【A】『雲の上』 |
11月27日(土) | 【B】『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』 【C】『典座 -TENZO-』 |
11月28日(日) | 【A】『雲の上』 |
11月29日(月) | 【B】『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』 【C】『典座 -TENZO-』 |
11月30日(火) | 【A】『雲の上』 |
12月1日(水) | 【B】『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』 【C】『典座 -TENZO-』 |
12月2日(木) | 【A】『雲の上』 |
12月3日(金) | 【D】『バンコクナイツ』 |
12月4日(土) | 【D】『バンコクナイツ』 |
12月5日(日) | 【E】『映画 潜行一千里』 |
12月6日(月) | 【D】『バンコクナイツ』 |
12月7日(火) | 【E】『映画 潜行一千里』 |
12月8日(水) | 【D】『バンコクナイツ』 |
12月9日(木) | 【E】『映画 潜行一千里』 |
※上映時間は1週間ごとに発表いたします。
【Aプログラム】『雲の上』(2003年/8mm→DCP/114分)
空族の原点。中上健次、柳町光男に多大な影響を受け制作に4年を費やした富田克也監督処女作。
監督・編集:富田克也
脚本:富田克也、井川拓、高野貴子
撮影:高野貴子
キャスト:西村正秀、鷹野毅、荒木海香、古屋暁美、伊藤仁、相澤虎之助
【Bプログラム】『花物語バビロン』(1997年/8mm→DCP/45分)
アジア裏経済3部作の第一作目。テーマは“麻薬”。空族のアジアへのまなざしはここから始まった。
監督・脚本:相澤虎之助
撮影:相澤虎之助、行友太郎
編集:池原由起子
キャスト:柳田裕記、安田豊久、行友太郎
【Bプログラム】『バビロン2 -THE OZAWA-』(2012年/8mm→DCP/46分)
アジア裏経済3部作の第二作目。テーマは“戦争”。
キャラクターでは元自衛隊員オザワの登場、音楽ではバビロンバンドの誕生。
監督・脚本:相澤虎之助
音声・音楽監修:山﨑巌、バビロンバンド
キャスト:富田克也、伊藤仁、鷹野毅、與板由希子、高野貴子、荒木海香
ナレーション:尾﨑愛
【Cプログラム】『典座 -TENZO-』(2019年/DCP/62分)
仏教は果たして必要とされているのか?苦悩しながらも仏道に生きる若き僧侶の姿、そして高僧・青山俊董のことばを通じて、映画は驚くべき境地に観客を誘うことになる。
監督:富田克也
脚本:相澤虎之助、富田克也
キャスト:河口智賢、倉島隆行、青山俊董
【Dプログラム】『バンコクナイツ』(2016年/DCP/182分)
空族が圧倒的なスケールで贈る新アジア映画の誕生!
総移動距離4000kmを超えるタイ・ラオスでオールロケ
タイの娼婦たちと日本人の桃源郷(ユートピア)を求める旅が始まる!
監督:富田克也
撮影・照明:スタジオ石(向山正洋、古屋卓麿)
録音:山﨑巌、YOUNG-G
DJs:SOI48、YOUNG-G
キャスト:スベンジャ・ポンコン、伊藤仁、川瀬陽太
【Eプログラム】『映画 潜行一千里』(2017年/DCP/124分)
空族が構想10年をかけ制作した映画『バンコクナイツ』の知られざる核心に迫ったメイキング・ドキュメンタリー。
※ドキュメンタリー作品
監督:向山正洋
キャスト:スベンジャ・ポンコン、富田克也、相澤虎之助、川瀬陽太