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ウィーン国立歌劇場2020 in CINEMA〈トスカ〉 TOSCA

上映中~12月16日(木)

©Wiener Staatsoper / Michael Pöhn

日時

上映中~12月16日(木)

料金

【特別料金】一般¥3,000/ユース(22歳以下)¥2,000※特別興行の為、各種割引、サービスデー適用外、招待券、MTAチケット使用不可

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詳細 DETAIL

オペラの殿堂ウィーン国立歌劇場の公演が、劇場公開!
不朽の名作「トスカ」を、オペラの女王アンナ・ネトレプコが熱演!

スカラ座、メトロポリタン歌劇場と共に、世界三大歌劇場の一つであり、最高峰のオペラ座と謳われるウィーン国立歌劇場。世界でも最大のレパートリーを誇り、9月から6月のシーズン中は、50以上の演目が、毎日日替わりで行われ、その数は300回を越える。2013年よりライブストリーミングサービスを行っているが、今回、日本の映画館に待望の上陸。

演目は、2020年12月に上演された『トスカ』。作曲家プッチーニの大傑作であり、同劇場で600回以上、上演されている不朽の名作である。主演のトスカを演じたのは、オペラ界の女王、アンナ・ネトレプコ。嫉妬深く、感情豊かなトスカを熱演し、名曲『歌に生き、恋に生き、』では、圧倒的な演技力と歌声を、劇場に轟かせた。トスカの恋人役のカヴァラドッシ役には、ネトレプコの実の夫でもあるユシフ・エイヴァゾフ。トスカと違い、気弱で繊細な役を好演し、終盤の見どころである名アリア『星は光りぬ』では、悲壮感に満ちた見事な歌声を響かせた。ネトレプコとエイヴァゾフによる、ぴったりと息の合った二重奏にも注目だ。

【STORY】

第1幕

舞台は1800年6月、ローマ。共和制の崩壊により、王制のもと恐怖政治が行われる中、共和主義者として投獄されたアンジェロッティは脱獄に成功。聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会に身を隠す。アンジェロッティはそこで、共和主義の同志だったカヴァラドッシと出会い、彼はアンジェロッティを自身の隠れ家に案内するのであった。一方アンジェロッティを捜索していた王党派の警視総監スカルピアは、教会でローマの歌姫トスカを見つけ、恋人のカヴァラドッシの家に行くよう仕向けその後を手下に尾行させるが、時同じくして、スカルピアの下に王党派が共和制を掲げるナポレオン軍を破ったという知らせが入る…

第2幕

その夜スカルピアはカヴァラドッシを拷問にかけ、アンジェロレッティの居場所を聞き出そうとする。口を割らないカヴァラドッシ。スカルピアはトスカを呼びだし恋人が拷問される姿に耐えられず隠れ家の場所を教えてしまう。その時、スカルピアの下に、王党派が勝ったというのは誤報でナポレオン軍が勝利したという一報が舞い込む。喜ぶカヴァラドッシに、怒ったスカルピアは死刑を宣言。彼の命を助けてほしいと懇願するトスカに、スカルピアは体を自分に捧げるなら助けてやると言い、見せかけのカヴァラドッシの銃殺刑執行を約束。スカルピアが彼女の体に手を触れようとした刹那、トスカはナイフでスカルピアを刺し殺す。

第3幕

トスカはカヴァラドッシの元に駆けつけ、一部始終を話し、銃殺刑は空砲で、その後一緒に逃げられると伝えるのであった…
見せかけの処刑が執行され、トスカがカヴァラドッシに近寄ると、そこにはカヴァラドッシの亡骸が。スカルピアとの約束が嘘だったことに気が付き、自身を追う兵士が迫る中、トスカは城壁から身を投げ、その命を絶つ。

『ウィーン国立歌劇場2020 in CINEMA〈トスカ〉』(132分/イタリア語/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/原題:TOSCA)
出演:<トスカ>アンナ・ネトレプコ <カヴァラドッシ>ユシフ・エイヴァゾフ <スカルピア>ヴォルフガング・コッホ
演出:マルガレーテ・ヴァルマン
指揮者:ベルトラン・ド・ビリー
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
会場:ウィーン国立歌劇場
字幕翻訳:古田由紀子
提供:dbi inc.
配給:ギャガ