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きみが死んだあとで Whiplash of the Dead

上映中~12月23日(木)

Ⓒきみが死んだあとで製作委員会

日時

上映中~12月23日(木)

料金

【特別料金】一般¥2,500/シニア¥2,000/ユース(19歳~22歳)¥2,000/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/アップリンク会員¥1,900 ※サービスデー適用外 ※各種ご招待券、ソフトドリンク券の使用不可

詳細 DETAIL

<伝説の学生運動>を3時間20分に圧縮した長編ドキュメンタリー

もしも僕が、1968年10月8日に羽田・弁天橋で死んだ
18歳の若者の友だちだったとしたら、どんな人生を歩んだだろう。

すべては「第一次羽田闘争=きみの死」からはじまった
青春だけが武器だった、あの“異常に発熱した時代”は何だったのか

1967年10月8日。佐藤栄作内閣総理大臣(当時)の南ベトナム訪問阻止を図った「三派全学連」を主体とする第一次羽田闘争は、その後過激化する学生運動の端緒となる事件だった。はじめてヘルメットやゲバ棒で武装した学生は羽田空港に通ずる弁天橋で機動隊と激突。そのなかで一人の若者が殺された。山﨑博昭、18歳。機動隊に頭部を乱打されたためか、装甲車に轢かれたためか、死因は諸説あるが、彼の死は同世代の若者に大きな衝撃を与えた。あれから約半世紀。亡くなった山﨑博昭の高校の同級生たちや当時の運動の中心だった者たちは齢を重ね、山﨑だけが18歳のままだ。生き残った総勢14人が語り継ぐのは美しく輝く青春とその後の悔恨。闘争の勢いとその衰退も振り返りながら、さまざまな記憶と感情が交錯する。青春だけが武器だった、あの“異常に発熱した時代”は何だったのか。「きみの死」はまだ終わっていない。半世紀を経てもなお、その宿題は続いているのだ。

“歴史と記憶のはざま”が浮かび上がる
生き残った者のナラティブ(語り)で織り上げた長大なタペストリー

上・下巻合わせて3時間20分の大長編にまとめきった代島治彦監督は、『三里塚に生きる』『三里塚のイカロス』に続いて“異常に発熱した時代”に三度組み合った。インタビュー中心のストイックな構成は、“歴史と記憶のはざま”を浮き彫りにし、ナラティブ(語り)によって織り上げられたタペストリーのようだ。音楽・大友良英が作曲したフリージャズをベースにしたアナーキーな主題曲が重なり、時代の狂気と美しい記憶が混然一体となって押し寄せてくる。代島も大友も学生運動が熱を失った後の「しらけ世代」。権力と闘い、革命を叫んだ「全共闘世代」への愛憎を忍ばせながら、彼らの歴史的功罪を問う重厚なドキュメンタリーが誕生した。

存在の路上を
割り走り投げ
声をかぎりに
橋を渡れ
橋を渡れ

〈佐々木幹郎 詩集『死者の鞭』より〉

『きみが死んだあとで』(日本/2021年/200分(上巻:96分/下巻:104分)/DCP/5.1ch/英題:Whiplash of the Dead)
製作・監督・編集:代島治彦
撮影:加藤孝信
整音・音響効果:滝澤修
音楽:大友良英
写真:金山敏昭、北井一夫、渡辺眸
演奏:類家心平、今込治、江藤直子、千葉広樹、芳垣安洋、高良久美子、大友良英
音楽録音:葛西敏彦
音楽制作:佐々木次彦
字幕デザイン・宣伝美術:鈴木一誌、吉見友希
カラーコレクション:佐藤健
英語字幕・DCP制作:赤松幸洋、吉岡文平
海外コーディネイト:冨田三起子
使用映像:「現認報告書 羽田闘争の記録」小川紳介監督/1967年、「パルチザン前史」土本典昭監督/1969年(以上、小川プロダクション作品)、「東大闘争」1969年(東大全共闘・東大全共闘を支援する映画人の会)
資料提供朝:日新聞社、毎日新聞社、産経新聞社、京都大学学生新聞社、六八・六九を記録する会、ホーチミン市戦争証跡博物館、山﨑建夫
製作協力:10・8山﨑博昭プロジェクト、アテネ・フランセ文化センター、映画美学校、ムスタッシュ、イメージスタジオ109、日大930の会、秦岳志、三橋俊明、朝山実、佐賀旭
制作:スコブル工房
宣伝:テレザ
配給:ノンデライコ
企画・製作:きみが死んだあとで製作委員会