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【見逃した映画特集2021】BILLIE ビリー Billie

上映中~1月6日(木)

Carl Van Vechten photographs/Beinecke Library © Van Vechten Trust / REP Documentary

日時

上映中~1月6日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,300/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900 ※サービスデー適用外 ※前売券・ムビチケ使用不可

詳細 DETAIL

20世紀最高のシンガーは、
誰よりも優雅で
誰よりも孤独だった。

Getty / Michael Ochs Archives / REP Documentary / Marina Amaral

44年の短い人生を駆け抜けた
ジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイ。
差別に立ち向かい、あらゆる苦難を乗り越え、
歌を通して“生”を謳歌した彼女の真実に迫るドキュメンタリー。

不世出のジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイ。その44年の短い生涯は波乱の連続だった。10代半ばで生活のため身体を売り、過酷な人種差別と闘い、麻薬と酒に溺れて幾度となく逮捕され、身も心もボロボロになりながらステージに立ち続けたビリー。だからこそ彼女の歌には凝縮された生が刻印され、20世紀屈指の伝説となった。そんなビリーの人生に共感したひとりの若き女性ジャーナリスト、リンダ・リプナック・キュールが1960年代から10年間かけて関係者にインタビューを重ね、時には何者かに妨害されながらもビリーの伝記を書き上げようと尽力した。しかしリンダも志半ばにして不可解な死を遂げてしまう。この度リンダが遺した200時間以上に及ぶ録音テープが発見され、ビリーの貴重な映像とともに構成されたのが、このドキュメンタリー映画『BILLIE ビリー』である。

William “PoPsie” Randolph / REP Documentary / Marina Amaral

世界が震えた美しい歌声が、鮮やかなカラー映像で甦る!

インタビューに応じたのはトニー・ベネット、カウント・ベイシー、アーティ・ショウ、チャールズ・ミンガス、カーメン・マクレエといった錚々たるアーティストから、ビリーのいとこや友人、ポン引き、彼女を逮捕した麻薬捜査官、刑務所の職員まで多岐にわたる。彼らの生々しい証言と、珍しいホーム・ムービーや過去の資料映像、秘蔵の写真によって謎に満ちたビリーの人生がまるでサスペンス映画のように解き明かされていく。圧巻なのはライブ映像。黒人差別の実態を赤裸々に綴って物議を醸し、世界中にセンセーションを巻き起こした名曲「奇妙な果実」をはじめ、ビリーの歌唱シーンが最新技術を駆使したカラー映像で甦る。

Charles Peterson / REP Documentary

【使用楽曲】
“Now or Never”
“God Bless The Child”
“Saddest Tale”
“Blues are Brewin’”
“Fine and Mellow”
“Don’t Explain”
“Strange Fruit”(奇妙な果実)
“I Only Have Eyes for You”(瞳は君ゆえに) 他

Getty / Gilles Petard / REP Documentary / Marina Amaral

『BILLIE ビリー』(2019年/98分/イギリス/カラー/英語/シネマスコープ/5.1ch/原題:Billie)
脚本・監督:ジェームズ・エルスキン
プロデューサー:バリー・クラーク・エワーズ、ジェームズ・エルスキン、ロール・ヴェッセ、ヴィクトリア・グレゴリー
撮影:ティム・クラッグ
編集:アヴェデッシュ・モーラ
配給・宣伝:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
宣伝:VALERIA