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カリプソ・ローズ LIONESS OF THE JUNGLE

上映中~11月4日(木)

日時

上映中~11月4日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000 ♦ライブ付き上映日:【特別料金】¥2,500

詳細 DETAIL

イベント情報

ライブ付き上映
10月30日(土)
WAIWAI STEEL BAND 
10月31日(日)
原田芳宏  
11月4日(木)
土師剛

ヴォーカルライブ付き上映
11月2日(火)
CHIEKO BEAUTY & WADA MAMBO + アンドウケンジロウ(CaSSETTE CON-LOS)
11月3日(水・祝)
浜村美智子 feat.WADA MAMBO


\アンコール上映/

現在も世界を飛び回り活躍する
80歳のカリプソ歌手、カリプソ・ローズ。

彼女の70歳を記念して制作されたドキュメンタリー!

カリプソの女王が歌う苦難と栄光の人生ストーリー、それはアフロカリビアンの魂の旅でもある。どんな時代にあっても、人間の可能性、生きる強さを伝えてくれる、彼女の人生の軌跡が今ここに!

2019年4月。世界でもっとも有名な野外フェス、コーチェラのステージに79歳で立った女性がいる。カリプソ・ローズ。半世紀以上もカリプソの女王として君臨し、西インド諸島の人々に深く愛されているシンガーだ。2011年に制作された『カリプソ・ローズ』は彼女の魂と音楽の軌跡を追ったドキュメンタリー。1940年にトバゴ島に生まれたローズは、15才からギターを片手に作詞作曲をはじめ、800曲以上も作った天才である。

パリ、トリニダード&トバゴ、ニューヨーク、西アフリカのベナン共和国。音楽の旅を続ける彼女を追いながら、牧師の娘として生まれながらカリプソ・アーティストを志し、男性中心の音楽業界で名を上げるまでの苦労、歌詞に込める思い、そして結婚をしていない理由など、めったに語られなかった女王の秘密がつまびらかになっていく。

Calypso(カリプソ)とは

カリブ海最南端の国トリニダード・トバゴで生まれた大衆音楽。カリブ海地域を代表する音楽で、レゲエのルーツの一つであるとも言われている。1945年にアンドリューズ・シスターズがカバーし、世界で数百万枚を売り上げた「ラム&コカコーラ」などが有名。また、1956年にハリー・ベラフォンテがアメリカで「バナナ・ボート」をヒットさせたことも、この音楽の世界的な普及につながった。日本では1957年に浜村美智子がこの曲をカバーした。
ティム・バートン監督の映画『ビートルジュース』ではカリプソの「ジャンプ・イン・ザ・ライン」が挿入歌として使われ、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の「アンダー・ザ・シー」ではカリプソのリズムが使われている。
カリプソは、奴隷貿易によってアフリカからもたらされた〈カリンダ〉と呼ばれる攻撃的な歌詞を持つ音楽が起源とされ、それと西洋音楽との融合によって 19 世紀末に誕生した。〈ピコン〉と呼ばれる即興性の強い社会風刺を特徴とし、カリプソニアンと呼ばれる歌い手が、日常生活における困難や社会的問題、男女問題など、さまざまなテーマをリアルに伝える情報メディアとしての役割を果たす。また、カーニバルが文化の基層にあるトリニダードで、カーニバルの際に歌われ、カーニバルとともに発展してきた。リズムは4分の2拍子。

『カリプソ・ローズ』(2011年/トリニダード・トバゴ、フランス/85分/原題:LIONESS OF THE JUNGLE)
監督・脚本:パスカル・オボロ
プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ/フィリップ・ジヴァス
音楽ディレクター:ティエリー・プラネル
出演:カリプソ・ローズ/マイティ・スパロー/キム・ジョンソン
配給:LIME records