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Style Wars 

5月21日(金)~上映

日時

5月21日(金)~上映

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

1970-80s,N.Y.サウスブロンクス
ヒップホップが世界を変えた

地下の壁に色鮮やかに描いたのは、ここに生きる証。
グラフィティに賭けた青春の記録

1970~1980年代のブロンクス地区は、レーガン大統領ですら視察の際に絶句したといわれるほど、がれきの山が延々と続き、貧困と犯罪が蔓延するエリアだった。しかし、そんな灰色の街から全く新しいサブカルチャー、ヒップホップが生まれる。
無数のグラフィティを描く少年たちはライターと呼ばれ、彼らが“グラフィティ”を街中に描くことは自身の存在を“ボム(=爆発)”することを意味していた。インターネットなど存在しない当時、閉塞感を抱えた少年たちは、地下鉄のホームに集まっては自身のタグを競うように発明し、終電後の車庫に忍び込み、NY中を駆ける地下鉄の壁に自信の証を記した。“グラフィティ”を「落書き」として糾弾する大人たちの批判を受けながらも、言葉にならない衝動に突き動かされる少年たち。フィルムが捉えた彼らの瑞々しい姿と新しいムーブメントが生まれようとする時代の空気は、製作から約40年が経った今、観る者に新鮮な驚きをもたらしてくれる。

1981年から2021年へ
ヒップホップの起源が詰まったタイムカプセル

グラフィティ、ラップ、ブレイキン・・・「Stayle Wars」は1981~83年に製作された。当時生まれたばかりの“ヒップホップ”をフィルムに捉えた貴重なドキュメンタリー。「ワイルド スタイル」(1982)とともに、ヒップホップヘッズのバイブルとして語り継がれ、日本でもビデオやDVDがリリースされたものの長く廃盤となっていた。2015年にプロデューサーで写真家のヘンリー・シャルファントらがクラウドファンディングを行い、オリジナルネガから修復したHDリマスター版が完成。製作からおよそ40年の時を経て、ついに日本でスクリーンデビューを果たす。

2021年の今、世界中のミュージシャンがラップを当たり前に楽曲に取り入れ、ブレイキンは2021年パリ五輪の追加競技となり、バンクシーのグラフィティにオークションで高値がつくようになった。そんな現在を生きる私たちに「Style Wars」というタイムカプセルが見せてくれるのは、ヒップホップが生まれた時代の生々しい空気だ。荒れ果てた街、ダンボールのフロアでブレイキングの技を競い合うB-BOYたち。街の頭上を行き交うサブウェイアートの数々と、それらのピースについて熱く語り合うグラフィティライターたち。そんな彼らの姿にヒップホップの起源を再発見し、現在へとつながるひとつの歴史を感じられることだろう。

『Style Wars』(1983年/アメリカ/70分)
監督:トニー・シルバー
プロデューサー:トニー・シルバー、ヘンリー・シャルファント
キャスト:Skeme、Min、Seen、Dondi、Zephyr、他グラフィティライター、Rock Steady Crew、Dynamic Rockers