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カムバック・トゥ・ハリウッド!! The Comeback Trail

上映中~7月8日(木) ※不定期上映

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日時

上映中~7月8日(木) ※不定期上映

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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ロバート・デ・ニーロ
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トミー・リー・ジョーンズ
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モーガン・フリーマン

アカデミー賞に輝くハリウッドの3大レジェンドが豪華共演!

映画業界の表裏!?
ハリウッドにまつわるオマージュや小ネタ満載!

舞台は1970年代のハリウッド。B級映画プロデューサーのマックスは、ギャングのレジーからの借金が返せず大ピンチだが、起死回生の大トリックを思いつく。危険なスタント撮影で死亡事故が起きれば、保険金がガッポリ入って大儲けができる!早速ボツにしていたサイテーの脚本を引っ張り出し、老人ホームから往年のスター、デュークを担ぎ出して西部劇の撮影を開始する。ただし真の目的は、映画を絶対に完成させないこと、そして撮影中にデュークに死んでもらうこと。ところがデュークは思いの外しぶとくて、撮影は順調に進んでしまう。
さぁ、どうするマックス!?
他人を騙してナンボのハリウッドとはいえ、詐欺スレスレどころか絶対アウトなダメ男マックスに扮するのはロバート・デ・ニーロ。自殺願望を持ちながらも意外な大活躍を見せる元西部劇スターのデュークにトミー・リー・ジョーンズ。そして極悪なギャングのボスで映画マニアのレジーにモーガン・フリーマン。世界の映画ファンに愛されてきた重鎮3人が、同じ画面で演技合戦を繰り広げているでもスゴいが、ノリはあくまでも軽く、ドタバタな珍騒動を楽しそうに演じている姿がたまらない。平均年齢78歳。煮ても焼いても食えないジジイたちのタフさと愛嬌に魅了されずにはいられない、すべての映画ファンに贈る最高の≪お達者コメディ≫が誕生した!

【STORY】 このジジイたち、殺しても死なない!?

1974年のハリウッドでは、B級バイオレンス映画『尼さんは殺し屋』に抗議が殺到。劇場前では宗教団体のデモが行われ、客席では閑古鳥が鳴いていた。ミラクル映画社のマックス・バーバー(ロバート・デ・ニーロ)は大コケに動じる様子もなく、ビジネスパートナーでもある甥っ子のウォルター(ザック・ブラフ)を呆れさせる。安アパートに帰ったマックスを待っていたのは、ギャングのボスのレジー(モーガン・フリーマン)と手下たち。レジーはことあるごとに古い名画を引用する映画マニアだが、趣味と仕事は別問題。貸した35万ドルを返済しないと命はないと脅迫する。しかし『尼さんは殺し屋』がコケて返すカネなどないマックスは、仕方なくかつての弟子でハリウッドの売れっ子プロデューサーになったジェイムズ・ムーア(エミール・ハーシュ)の邸宅を訪ねる。ムーアは気前よく借金の肩代わりを申し出るが、ひとつだけ条件を出す。マックスが長年にわたって温めてきた『パラダイス』という企画を、ムーア自身が映画化したいというのだ。しかしマックスにとって『パラダイス』こそが“ミラクル”を呼ぶ最後の希望。ムーアの提案を断固として拒否するが、壮大な哲学SFアクション大作である『パラダイス』に必要な製作費を集められる見込みはない。ウォルターの説得もあって、マックスは渋々ながらムーアとの共同製作に同意する。『パラダイス』の主演は、ムーアが推す人気アクションスターのフランク・ピアース(パトリック・マルドゥーン)に決まるが、マックスは軽薄な演技しかできない二流役者だと不満顔。一方、ウォルターはスターに会えると有頂天で、危険なスタントを準備中のピアースにサインをせがむ。快くサインをOKしたピアースだったが、足をもつれさせてビルの屋上から真っ逆さま。『パラダイス』は撮影初日にして、主演スターを失ってしまったのだ。突然の死亡事故にムーアはショックを隠せないが、意に沿わない形で進んでいた『パラダイス』が頓挫してくれてマックスは笑いが止まらない。しかしその笑いも、ピアースの事故死でムーアに巨額の保険金が転がり込むと知って激怒に変わる。ムーアは映画を作ることなく大金を手にしたのだ。なんたる皮肉な錬金術か!

しかし転んでもタダでは起きないマックスに、悪魔のようなアイデアが浮かぶ。事務所に眠っていた西部劇のボツ企画を引っ張り出し、ちゃんとキャスティングし、スタッフも集めて撮影をする。ただし主演俳優には初日に事故で死んでもらう。そうすれば自分にも保険金が下りて、サイテーだった脚本が金の卵に化けるはず。詐欺の計画を知らされたレジーも、取り立てを一旦先延ばしにして、分け前目当てにマックスに資金を提供する。あと必要なのは、自らスタントを買って出て、見事に死んでくれる主演俳優だけ。マックスは老人ホームに入っていた往年の西部劇スター、デューク・モンタナ(トミー・リー・ジョーンズ)に目をつけ、主人公の老カウボーイ役をオファーする。偏屈者のデュークをなんとか口説き落とし、ついに撮影が始まった。
マックスは撮影用の馬を暴れさせたり、吊り橋のセットを落とそうとしたり、あの手この手で危険な状況を作ろうと奮闘する。しかしデュークは、昔とった杵柄でピンチを次々と回避し、撮影は順調に進んでしまう。しかも日に日にデュークは自信を取り戻し、素晴らしいシーンが次々とカメラに収められ、スタッフとキャストの気持ちはひとつになっていく。しだいにマックスまでもが興奮を抑えられなくなってきた。

果たしてマックスは、予定通りデュークを殺すことができるのか?それとも無事に映画を完成させるべきなのか?心の奥で葛藤が芽生える中、絶対に大金を手にしたいレジーの一党が撮影現場に乗り込んできた!マックスとデュークと“夢の西部劇”の運命はいかに?

『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』(アメリカ/英語/2020/104分/シネスコ/5.1ch/原題:The Comeback Trail/日本語字幕:藤本聡)
監督・脚本:ジョージ・ギャロ
出演:ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマン、ザック・ブラフ、エミール・ハーシュ
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム