フラワーズ・オブ・シャンハイ(4Kデジタルリマスター版)【侯孝賢監督40周年記念 ホウ・シャオシェン大特集ー台湾巨匠傑作選2021】 海上花/Flowers of Shanghai
上映中~7月14日(水)
日時
上映中~7月14日(水)
料金
【特別料金】一般¥1,500/シニア¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000
上映中~7月14日(水)
上映中~7月14日(水)
【特別料金】一般¥1,500/シニア¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000
※上映順は記載の並びとは異なる場合がございますのでご了承くださいませ。
※下記作品は本編上映後に江口洋子さんによる作品解説映像(15分程度)の上映がございます。
『よい子の殺人犯』
『High Flash 引火点』
『大仏+』
『狂徒』
『アリフ・ザ・プリン(セ)ス』
ホウ・シャオシェン監督が初めて挑んだ時代劇。19世紀末の清朝末期、上海のイギリス租界の高級遊郭を舞台に男たちと娼婦たちの人間模様を描きだす。郷愁の田園風景や現代の台湾を舞台にしたロケ撮影が特徴でもあったホウ作品とは異なり、屋内での撮影、長編小説の映画化、上海語のセリフ、そしてトニー・レオン、羽田美智子、ミシェル・リーにカリーナ・ラウなど大スターの起用という、それまでの作風から新たな地平へと踏み入った美しく華麗な傑作。華やかだが閉ざされた遊郭という空間だけで繰り広げられる男女の駆け引きを、ホウならではのカット割りを極力排したワンシーンワンカット手法で描写する。暗い室内に浮かぶランプの光線が、普遍的な人の感情とゆるやかな時の流れを浮かび上がらせる。
名手リー・ピンビン(李屏賓)による撮影もまた見事。2019年東京フィルメックスにて、4Kデジタルリマスター版の世界初上映に際して、ホウ本人が「良い夢をご覧ください」とコメントを寄せたように、夢のような映画体験を堪能できる。カイエ・デュ・シネマ誌1998年ベストテン第1位。4Kデジタル修復は、ヴィスコンティ、フェリーニ、ゴダール作品などクラシック名作の修復を手掛けるイタリアのラボL’Imagine Ritorvataで行われた。
『フラワーズ・オブ・シャンハイ』4Kデジタルリマスター版(1998年/114分/日本・台湾)
監督・エグゼクティブプロデューサー:ホウ・シャオシェン
出演:トニー・レオン、羽田美智子、ミシェル・リー、カリーナ・ラウ、ジャック・カオ、ウェイ・シャホェイ、レベッカ・パン、伊能静
原作:ハン・チーユン、チャン・アイリン『海上花列伝』
脚本:チュー・ティエンウェン
撮影:リー・ピンビン、チェン・ホアイエン
美術:ホワン・ウェンイン
編集:リャオ・チンソン
音楽:半野喜弘
製作:ヤン・タンクェイ、市山尚三