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マシュー・ボーン IN CINEMA/赤い靴  Matthew Bourne's the Red Shoes

上映中~8月19日(木)

日時

上映中~8月19日(木)

料金

【特別料金】一般¥2,500/アンダー22(22歳以下)¥2,200/障がい者割引¥2,200 ※各種割引適応外 ※MTA未来チケット・UPLINK回数券・招待券使用不可

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2017年ローレンス・オリヴィエ賞2冠!
ベスト・エンターテイメント賞・ベスト・コレオグラフィー賞受賞

英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンの傑作、日本初上陸

『赤い靴』のメインテーマは、VS芸術、そしてキャリアVS

マシュー・ボーン×アダム・クーパー20年振りの再結集

古典作品を斬新な手腕で蘇らせてきた英国バレエ界の奇才、マシュー・ボーンが10代の頃から愛し続けたクラシック映画の名作、そしてアンデルセンの童話をもとに発表した『赤い靴』は、2016年のワールドプレミアで開幕前にソールドアウトを記録し、見事ローレンス・オリヴィエ賞2冠に輝いた。「マシュー・ボーン史上、最高傑作」と評され、イギリス、アメリカ中の観客を魅了した待望の話題作が、遂に日本のスクリーンに初上陸する。
さらに、映画版で撮影された2020年1月のサドラーズ・ウェルズ劇場の公演は、1995年初演のマシュー・ボーンの代表作『白鳥の湖』で主役を演じた世界的ダンサーで俳優、振付家でもあるアダム・クーパーが、『シンデレラ』以来20年ぶりにマシュー・ボーン作品に舞い戻り、本作を象徴する重要人物といえるバレエ団のプロデューサー、ボリス・レルモントフを演じたことでも話題となった。

愛と芸術をめぐるクラシック映画の名作が舞台として鮮やかに甦る

世界一のダンサーになることを夢見る少女ヴィクトリアの野望は、やがて彼女の才能と情熱に惹き寄せられた2人の男性を巻き込み、争いの火種となっていく。1948年に製作され今なお多くの人々を魅了してやまないクラシック映画の名作『赤い靴』(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー監督)を原作とした本作の主人公ヴィクトリアと彼女を導くレルモントフのモデルとなったのは、伝説の天才ダンサー、ニジンスキーとバレエ・リュスの創始者ディアギレフといわれている。作中にも『青列車』をはじめ、バレエ・リュスのモチーフも随所に織り込まれ、映画ファン、バレエファンともに必見の作品に仕上がっている。
愛に生きるか、ダンサーとしての成功か、究極の選択を前に引き裂かれるヴィクトリアが苦悩の末に辿り着く先とは。『市民ケーン』、『サイコ』を手掛けた映画音楽の巨匠バーナード・ハーマンの名曲に乗せて、愛と芸術をめぐる不朽の名作が鮮やかに甦る。

【STORY】

踊るために生まれてきたヴィクトリア・ペイジは、レルモントフ・バレエ団を率いる伝説的プロデューサー、レルモントフに才能を見出され、バレエ団のスターとして活躍するようになる。時を同じくして入団した若き作曲家、ジュリアン。若き2人の情熱と才能が買われ、アンデルセンの童話をもとにした新作『赤い靴』に、それぞれプリマドンナと作曲家、指揮者として抜擢される。舞台は大成功、やがて恋に落ちるヴィクトリアとジュリアンだったが、恋愛に溺れるものは、真の偉大な芸術家にはなれないと信じるレルモントフと衝突し、運命の歯車が狂い始めていく。

『マシュー・ボーン IN CINEMA/赤い靴』(2020年/97分/G/イギリス/原題:Matthew Bourne’s the Red Shoes)
演出:マシュー・ボーン
振付:マシュー・ボーン
舞台・衣装デザイン:レズ・ブラザーストン
照明:ポール・コンスタブル
音響:ポール・グルースイス
音楽:バーナード・ハーマン
出演:アダム・クーパー、アシュリー・ショー、ドミニク・ノース、ミケラ・メアッツァ、リアム・ムーア、グレン・グラハム