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西成ゴローの四億円 -死闘篇-

上映中~3月3日(木)※休映日あり

©上西雄大

日時

上映中~3月3日(木)※休映日あり

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
▶オンライン販売休止のお知らせ

詳細 DETAIL

トークショー開催決定!

2月26日(土)13:50の回上映後
登壇者:上西雄大監督、松原智恵子、山崎真実

※敬称略
※登壇者は予告なく急遽変更となる場合がありますので、ご了承ください


お前らは、四億円の獲物や。

大阪の西成に住む、日雇い労働者・土師晤郎。腕っぷしが強くて皆から頼られる反面、殺人罪で服役していた過去から「人殺しのゴロー」という異名を持っていた。断片的に記憶を失った彼だが、元政府諜報機関の工作員だったこと、妻と娘がいたことなど記憶を少しずつ取り戻していく。ある時、家族の現状を知ったゴローは、固く決意する。「心臓移植が必要な難病を患う一人娘のために、どんなことをしてでも四億円を稼いでみせる」ということを――。
本作は、世界中の映画祭で感動の嵐を巻き起こした映画『ひとくず』(2020年ロンドン国際映画祭グランプリ&主演男優賞受賞ほか多数受賞)の上西雄大が、新たにメガホンをとったオリジナル作品。現代社会に巣食う闇の世界や人間の情の力を根底に、大金を稼ごうと必死に抗う一人の男の生き様が描かれる。同時に、登場人物たちの所持金や貯蓄額からその人物の生活や経済観念が分かる構成になっておりリアルな人間模様を味わうことのできるマネー・クライム・エンタテインメントが新たに誕生した。

主人公のゴローを上西本人が演じ、主要キャストには多彩な俳優陣が揃う。ゴローの最大の敵となるフィクサーに奥田瑛二、政府諜報機関時代のゴローの元同僚に津田寛治、ゴローの元妻に山崎真実、ほか松原智恵子、笹野高史、加藤雅也、木下ほうか、波岡一喜、『ひとくず』で色濃く印象を残した徳竹未夏、古川藍等が出演。そして、死闘篇(後篇)のキーマンとなる韓国巨大マフィアの会長を石橋蓮司が演じる。

【STORY】

西成に根ざしたゴローは日雇い労働と四億円をつくるための闇仕事に勤しむ日々を過ごしていた。記憶が少しずつ回復するなか、その原因を作ったのはゴルゴダ(加藤雅也)だったことを思い出す。ゴルゴダは、とある教会を根城に表向きは信仰団体を装い闇社会に生きる、秘密結社テンキングスのアサシンヘッド。最高位幹部の百鬼万里生(木下ほうか)の元、邪魔な人間を始末していた。ゴローと縁が出来た闇金姉妹の松子(徳竹未夏)と梅子(古川藍)は暴力団たちと西成の利権争いをしていたが、姉妹のバックにいる韓国眞劉会会長のウーソンクー(石橋蓮司)により守られていた。そんな松子は、ゴローに少しずつシンパシーを感じ、用心棒にならないかと声かける。ある時、西成に新型ウイルスが蔓延する。ゴローの仲間たちもウイルスに感染し、倒れていった。ゴローが心を許していたカネやんこと金本康治(笹野高史)もウイルスに侵されてしまう。カネやんは、近々、息子と暮らすためだと目と腎臓を売って金を手にしたばかりだった。このウイルスを故意に国外から持ち込んだのがゴローだとニュースが流れる。それはゴルゴダたちと手を組んだ日向が影で糸を引き流したデマ報道だった。テンキングスの魔の手が真理子と娘に伸びていることを知ったゴロー。それを救ったのは、ゴローに強い復讐心を抱いていた莫炉修吉だった・・・。

『西成ゴローの四億円-死闘篇-』(後篇)(2021年/日本/カラー/124分/PG12)
監督・脚本:上西雄大
出演:上西雄大、津田寛治、山崎真実、徳竹未夏、古川藍、笹野高史、木下ほうか、阿部祐二、加藤雅也(友情出演)、松原智恵子(友情出演)、石橋蓮司(特別出演)、奥田瑛二
製作総指揮:奥山和由
プロデューサー:上西雄大
エグゼクティブプロデューサー:髙橋広規
撮影:根岸憲一
照明:齋藤正貴
録音:丹雄二
音楽:川人千慧
美術:佐々木記貴 編集:目見田健
アクションコーディネーター:玉寄兼一郎
ヘアメイク:川代麻世
衣装:沖田文子 さとうかよこ
特殊メイク・特殊造型:西村喜廣
ガンエフェクト:浅生マサヒロ
VFX スーパーバイザー:渡辺輝重
CGアーティスト:小原正士 助監督:中根克 上山瑛史
主題歌:「西成 TOWN 」 唄:西成の神様(作詞・作曲:せきこ~ぢ 添詞:西成の神様)
挿入歌:「飛びます」唄:山崎ハコ(作詞・作曲:山崎ハコ)
劇中歌:「川向うのラストデイ」 唄:原田喧太(作詞:松田優作、作曲:荒木一郎)
企画・製作・制作:10ANTS
配給:吉本興業、チームオクヤマ、シネメディア