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人生の着替えかた 秋沢健太朗主演3部作

上映中~4月7日(木)

(C)アトリエレオパード

日時

上映中~4月7日(木)

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000
※3月26日(土)、27日(日)のトーク回は一律¥3,300

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詳細 DETAIL

舞台挨拶&サイン会決定!

3月25日(金)18:00の回上映後
登壇者:篠原哲雄監督、秋沢健太朗

3月28日(月)19時頃
サイン会:秋沢健太朗

3月29日(火)18:05の回上映後
登壇者:岡部哲也監督、秋沢健太朗

3月30日(水)17時頃
サイン会:秋沢健太朗

3月31日(木)18:15の回上映後
登壇者:加村真美、秋沢健太朗

※すべてのサイン会は、該当日のチケットをお買い求めいただいたお客様のみ参加いただけます
※敬称略
※登壇者は予告なく急遽変更となる場合がありますので、ご了承ください


人はいつからでも、人生を新しくすることが出来る。
3つの視点で描かれたショートストーリーたち。

人生の岐路に立たされた時、誰もがどの道を進むべきかを迷い、選択して前に進む。
本作は、自分の殻を破り、新たな人生に向かって歩もうとしている若者たちを描いた 短編3作品からなるオムニバス映画。
ミュージカル「新テニスの王子様」The Second Stage、「ハイキュー!!」シリーズなど、人気の舞台やミュージカルで活躍する秋沢健太朗が主演を務める。ヒューマン(『MISSING』)、コメディ(『ミスりんご』)、ハートフル(『お茶をつぐ』)の3つの視点の物語を紡ぐ。


【上映作品】

『MISSING』

兄は、追憶に生き、弟は、現実に抗う。
ある事件を境にすれ違う、兄と弟の葛藤を描くヒューマンドラマ。

兄と弟の関係を描いた映画はとても多い。海外の作品ではジェームス・ディーンの『エデンの東』や自閉症の兄と心を通わしていく弟を描いた『レインマン』、また日本映画では『ゆれる』『手紙』『ディストラクション・ベイビーズ』など、様々な視点で兄と弟の絆が描かれてきた。近い関係性であるがうえに、なかなか本音も見せられない、でも愛しい家族としての存在。そんな兄弟を描いた短編映画が新たに誕生した。
主人公の透を演じるのは、舞台やミュージカルで活躍する秋沢健太朗。本作では、自分の力ではどうしようもないことへの憤り、鬱憤を抱えて生きる青年を演じている。また兄の翔には、中村優一。憎しみを募らせる怒りとただ一人の肉親の弟へ向ける優しさの二面性をみせる難役に挑んだ。
監督は、数々の話題の映画、TVドラマの演出やプロデュースを手掛ける後藤庸介(日本テレビ「ボイス 110緊急指令室」など)。脚本は、映画や舞台、TVドラマなどで活躍する、蛭田直美( NHK「これで経費は落ちません!」)。実際の事件をもとに兄弟の葛 藤や犯罪者の家族の苦悩について切ないドラマを書き上げた (『お茶をつぐ』も担当。音楽は、幅広いジャンルに精通してプロデュースしているGENが 手掛ける (『ミスりんご』『お茶をつぐ』も担当)。

【STORY】

天ケ瀬透(秋沢健太朗)の兄・翔(中村優一)は、妻とそのお腹の子の死の原因をつくった男に暴行して、指名手配されていた。その手配書のせいで、透はどんな仕事についてもうまくいかず、憤る日々を送っている。透には、幼い頃、シャボン玉で遊んでいたときに兄に殺されそうになったという微かな記憶があり、兄への不信感と嫌悪で溢れていた。知り合ったばかりの彼女・ひまりにも言い出せず、剝がして捨てていた兄の手配書を見られてしまう。隠そうとする透に対して怒ったひまりは出ていくが、透は「また兄のせいだ」と落ち込む。そんな折、翔が傷つけた男が町に戻ってきた。それは翔の耳にも届いており、決着をつける前に透のもとに現れる。そんな兄に怒りをぶつける透だが、翔のある覚悟を感じ取り、後を追う・・・。

監督:後藤庸介
出演:秋沢健太朗、中村優一、小篠恵奈、森山栄治
脚本:蛭田直美
音楽:GEN
撮影:上野彰吾
録音:宋晋瑞
美術:寺尾淳
コスチューム:石橋瑞枝 (DAISY M’S OFFICE)
メイク:馮啓孝
へアメイク:金森恵
編集:村井佐知
助監督:谷口昌史
アシスタントプロデューサー:神原健太朗
ビジュアルエフェクト:稲川実希
整音・効果:井上久美子
制作:野田孝則
アソシエイトプロデューサー:村岡克彦(FAR EAST)
Special Thanks:篠原哲雄


『ミスりんご』

俺ら、ミスコンで優勝!?人生にはミスがつきもの。

2010年にスタートした大人気ミュージカル「忍たま乱太郎」 シリーズで善法寺伊作役 食満留三郎役とで絶妙なコンビを務めた 秋沢健太朗と反橋 宗一郎 が、今度は 映画で 新たなバディを組む。バディものといえば、反発しながらも 絶妙な コンビネーションをみせる かっこいい 作品 を思い浮かべるかもしれないが、本作は、目の前のアクシデントからその場しのぎの知恵で逃れようと美しき (?)男ふたりが繰り広げるキュンキュン ・コメディだ。
主人公の健二を秋沢、雄介を反橋が演じる。「忍ミュ」で培ってきた 息の合ったコンピネーションを本作でも発揮。また、ヒロインのエミを演じるのは、次世代の若手女優として期待度の高い、加村真美。オレオレ詐欺の先輩・石井 を演じる 小坂涼太郎、ヤクザの剛田に朝香賢徹、ふたりを助ける遠藤にはドラマや舞台で活躍する大谷亮介。彼らが脇を固めて作品を盛り上げている。
監督・脚本は、岡部哲也。自らプロデューサーも務めた『歯まん』は初監督作ながら日本の若手監督の登竜門・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015にて北海道知事賞を受賞。そのほか数々の映画祭で受賞を果たし、期待される若手監督のひとりである。本作では、短編ながらも爽快なエンタテインメント作品を完成させた。

【STORY】

ひと山あてて金儲けを企む大沢健二(秋沢健太朗)と横山雄介(反橋宗一郎)。健二の地元でもある秋田で、二人はうっかりオレオレ詐欺の手伝いをしてしまう。お金を引き出して元締めのヤクザに手渡そうとする矢先に、ハプニングに巻き込まれ、そのお金を持って逃げ回る羽目に。逃げる途中、秋田美人「ミスりんご」を決めるコンテスト会場をみつけ、いい隠れ蓑になると参加したところ、なぜか二人とも優勝をしてしまった!? しかも同じくミスりんごに選ばれた遠藤エミ(加村真美)に同時に一目ぼれ。成り行きで逃げ込んだ家の初老の男・遠藤洋一(大谷亮介)は、なんと エミの父親!!右往左往の運命は吉とでるか、凶とでるか・・・。

監督・脚本:岡部哲也
出演:秋沢健太朗、反橋宗一郎、加村真美、小坂涼太郎、朝香賢徹、大谷亮介
音楽:GEN
撮影:上野彰吾
録音・整音:加藤大和
撮影助手:島大和
メイク:馮啓孝、丹野遥
あきた十文字映画祭スタッフ:小川孝行(あきた十文字映画祭実行委員会)

YouTube予告


『お茶をつぐ』

人もお茶も、誰かと出会って変わってゆく。
日本茶が紡ぐ、父と息子の物語。

お茶が遣唐使の時代に中国から伝わって以来、日本では独自の茶文化を築いてきた。当初は一部の僧・貴族階級の飲み物だったが、武士階級の間で流行し、茶道が完成。江戸時代には庶民も煎茶や番茶を楽しめるようになり、明治時代になると静岡の平坦地などで茶園が形成され、より広く普及した。日本茶文化は、いろいろな人との出会いや出来事があり、少しずつ変化していったのだ。
今、私たちは日常のなかで、いろいろな茶葉の日本茶を楽しむことができる。合組(ブレンド)の茶葉もそのひとつ。本作は、そんな日本茶が紡ぐ父と息子の物語。日本茶店を営 んでいた亡き父の願いが、殻にこもっていた息子に届いたとき、まるで合組の茶葉のように混ざり合い、父の精神が引き継がれて新たな未来へと向かっていく。
主人公の雷太を演じるのは、舞台やミュージカルで活躍する秋沢健太朗。初の主演映画『君から目が離せない』では年上の女性に憧れ、恋をし、成長する真っ直ぐな青年を演じたが、今回は聴覚障害をもつ青年という難役に挑戦している。雷太のライバルとなる貞二には、木村達成。数々の舞台で活躍し、人気を博す彼だか、映画は初挑戦。あることがきっかけで茶師になった青年を小気味よく演じている。 そして、雷太のことを叱咤激励する姉には、美紗央、合組の技術をもち、寡黙で温和な父・耕三を篠田三郎が演じている。
監督は、多彩な作品を手掛ける篠原哲雄。第41回日本アカデミー賞優秀作品賞・優秀監督賞を受賞した『花戦さ』では千利休の茶道の伝統世界が登場するが、それとは違い、お茶の文化を継ぎ、もてなしの精神はそのままに新しい文化を生み出そうとする今の若者を描いている。タイトルの「つぐ」には、お茶を湯吞みに「注ぐ (つぐ)」ということと共に、家や伝統を「継ぐ」という意が含まれている

【STORY】

本堂雷太(秋沢健太朗)は、日本茶店・ムツミ園の長男。彼には聴覚障害があり、父・耕三(篠田三郎)が亡くなってからも家業から目を背けて過ごしていた。姉・瑞穂 (美紗央 は店を雷太に任せたいのに、何を考えているのか分からない弟がもどかしくて仕方ない。ある日「この店、俺が継ぐから」と父の知人だという川上貞二(木村達成)がやって来る。父は合組という技術で独自の茶葉<ムツミ>をブレンドし、常連客たちに提供していた。その父が亡くなり、<ムツミ>を合組できる者が今はいない。貞二が持ってきた父の遺言には「店の全権を貞二に譲る」とあるが 、最後の一行に「長男・雷太が遺言書の存在を知ってから 24時間以内に<ムツミ>の合組に成功したら、店は雷太に譲るものとする」と書かれてあった。雷太は、怒りと焦りのなかで奮闘する。翌日、常連客たちに合組した茶を振る舞い、判定してもらうが、簡単に完成するわけがなく、雷太は貞二に敗れてしまう。だがこの一連は、聴覚障害の息子とうまく会話ができず、自分の本当の気持ちを伝えられずにこの世を去った父の願いがこもった企みだった・・・。

監督:篠原哲雄
出演:秋沢健太朗、木村達成、美紗央、篠田三郎
脚本:蛭田直美
音楽:GEN
撮影:上野彰吾
録音・整音・効果:宋晋瑞
美術:寺尾淳
コスチューム:石橋瑞枝 (DASY M’s OFFICE)
メイク:馮啓孝
へアメイク:佐藤法子
編集:村井佐知
助監督:葛西純
協力プロデューサー:松岡周作
撮影助手・グレーディング:春木康輔
制作協力:馮裕華、ドラゴンフライ


「人生の着替えかた 秋沢健太朗主演3部作」(2022年/日本/カラー/101分)
プロデューサー:馮啓孝
企画・製作:アトリエレオパード
配給:アークエンタテインメント