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伝説的映画監督、原將人 特集上映

上映中~3月17日(木)

日時

上映中~3月17日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,500/シニア¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,000

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上映後舞台挨拶決定!

3月16日(水)18:15の回『映画になった男』上映後
登壇者:金子遊監督

※登壇者は予告なく急遽変更となる場合がありますので、ご了承ください


70年代、若者たちの間に自主映画ブームの熱狂を巻き起こし
現在も私映画の最前線を走り続ける「伝説的映画監督」原將人。

未ソフト化作品含む代表作を一挙上映!

1968年、麻布高校在学中に『おかしさに彩られた悲しみのバラード』で第1回フィルムアートフェスティバル東京グランプリとATG賞をW受賞。10代で大島渚監督『東京战争戦後秘話』の脚本と予告編の演出を手掛け、73年にインディーズ映画の傑作と語り継がれる『初国知所之天皇』を発表。瀬々敬久、大森一樹、犬童一心らが「映画監督を志したきっかけは『バラード』と『初国』」と公言するなど、当時の若者世代に多大な影響を及ぼした伝説の映画監督、原將人。97年に公開した広末涼子の映画デビュー作『20世紀ノスタルジア』以降、商業映画と距離を置きインディペンデントな映画作りを貫いたため、鑑賞の機会が限られていた原將人の珠玉の作品群を、25年ぶりの劇場公開作となる『焼け跡クロニクル』公開記念として特集上映いたします。

【上映日程】

3月11日(金) 『初国知所之天皇(はつくにしらすめらみこと)2022 デジタルリマスター版』
3月12日(土) 『双子暦記・私小説』
3月13日(日) 『映画になった男』
3月14日(月) 『初国知所之天皇(はつくにしらすめらみこと)2022 デジタルリマスター版』
3月15日(火) 『双子暦記・私小説』
3月16日(水) 『映画になった男』 上映後舞台挨拶あり
3月17日(木) 『初国知所之天皇(はつくにしらすめらみこと)2022 デジタルリマスター版』

※『20世紀ノスタルジア』は本館では上映いたしません


【上映作品】

『初国知所之天皇(はつくにしらすめらみこと)2022 デジタルリマスター版』(1973年・1994年/108分/カラー/デジタル)

当時23歳の原將人が、8ミリを手に北海道から九州まで日本横断の旅をするロードムービー。全共闘運動が終焉を迎えた70年代、国家の期限を根底から考えようと始まった原の旅は、いつしか映画の起源をめぐる旅へと変貌していく。同世代の映画を志す若者たちに熱狂的に支持され、伝説のフィルムと呼ばれた本作。18年の自宅火災でオリジナルを焼失するが、イマジカラボに保管されていたネガから、数十首の和歌を加えた、2022デジタルリマスター版が制作された。

監督・脚本・撮影・音楽・編集:原將人
出演:原將人、宮崎延夫、桜庭美帆子、川勝十二


『双子暦記・私小説』(2018年/110分/カラー/デジタル)

63歳にして双子姉妹の父親となった原は、生活費を稼ぐために人生初のフリーター生活を始める。だが行く先々でトラブルに巻き込まれ…。雅やかなこと京都を舞台に、現代日本のブラックな労働環境に翻弄される己の姿を「私小説」として赤裸々に、時にユーモラスに描く。双子誕生をきっかけとした原將人の新たなフェーズ「双子暦記」シリーズ第一作目にして、最新作『焼け跡クロニクル』の前日譚となる作品。

監督・脚本・撮影・音楽・編集:原將人
出演:原將人、原まみや、原かりん、原鼓卯、原真織


『映画になった男』(2018年/98分/カラー/デジタル)

09年『マテリアル&メモリーズ』製作時より8年間にわたり原將人の活動を追ったドキュメンタリー。麻布高校在学中の衝撃的デビューから2000年代に至るまで、幻の作品や生放送付きの上映などのレアなフッテージを交えて映画作家・原將人の軌跡を綴っていく。自主映画ブーム黎明期となる70年代当時の熱気を肌で感じる貴重な映像・証言も。監督は『森のムラブリ』の金子遊。

監督:金子遊
出演:原將人、大島渚、早川義夫、キドラット・タヒミック 他


配給:マジックアワー