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神は見返りを求める

上映中~8月3日(水)※休映日あり

©2022 「神は見返りを求める」製作委員会

日時

上映中~8月3日(水)※休映日あり

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

ムロツヨシ×岸井ゆきの

この関係をあなたは笑いますか?恐いですか?それとも切ないですか…?

『ヒメノア~ル』『空白』𠮷田恵輔監督最新作は…
見返りを求める男と 恩を仇で返す女の
心温まりづらいラブストーリー

2018年、これまで『さんかく』『ヒメアノ~ル』でタッグを組んだ吉田監督と石田プロデューサーとの新たなオリジナル企画として始まった、本作『神は見返りを求める』。
「見返りを求める男と恩を仇で返す女」による愛憎劇を描くという吉田監督のアイデアから始まり、女優と映画監督、ミュージシャンと音楽プロデューサーといった、さまざまな世界で起こり得る関係性が候補に挙るなか、ヒロインとして底辺YouTuberが決まる。対する男性の設定は、監督が頭に思い描いたキモカワなぬいぐるみ・ジェイコブの存在ありきということで、それを所有していそうなうえ、動画制作もできるスキルも持っているということで、イベント会社勤務になった。

大喜利大会のような感覚も加わった脚本づくり

『BLUE/ブルー』のクランクインを目前に控えた2019年夏から秋にかけ、イベント会社などの取材を経た吉田監督は脚本に着手。自身が主宰するワークショップで思いついた、“自撮り棒をフェンシングのように相手に向ける”という、これまで見たことのない光景が核となり、“いい感じになった2人の関係性が崩れていく”おなじみの吉田節が展開。両者がYouTube撮影を通じて、ディスり合うことで、地獄のようなバトルが繰り広げられることになった。
これまで手掛けてきた脚本では「登場人物の感情を追いかけながら書いていた」と語る吉田監督だが、今回はそれに「イラッとする動画は?」といった、まるで大喜利大会のような新鮮な感覚もプラス。そんななか、いちばん吉田監督の頭を痛めたのは、対立する2人の物語の終着点だった。それは同時に監督が望む展開でもあり、最終的には決して綺麗にまとめたくない思いを優先することになった。

【STORY】

主人公・イベント会社に勤める田母神(ムロツヨシ)は、合コンでYouTuber・ゆりちゃん(岸井ゆきの)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」の様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。登録者数がなかなか上がらないながらも、前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていく。そんなある日、ゆりちゃんは、田母神の同僚・梅川(若葉竜也)の紹介で、人気YouTuberチョレイ・カビゴン(吉村界人・淡梨)と知り合い、彼らとの“体当たり系”コラボ動画により、突然バズってしまう。イケメンデザイナ一・村上アレン(栁俊太郎)とも知り合い、瞬く間に人気YouTuberの仲間入りをしたゆりちゃん。一方、田母神は一生懸命手伝ってくれるが、動画の作りがダサい。良い人だけど、センスがない…。
恋が始まる予感が一転、物語は“豹変”する――!

『神は見返りを求める』(2022年製作/105分/G/日本)
監督・脚本:𠮷田恵輔
出演:ムロツヨシ、岸井ゆきの、若葉竜也、吉村界人、淡梨、栁俊太郎
配給:パルコ