日時
上映中~12月8日(木)
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000【R15+】
上映中~12月8日(木)
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000【R15+】
2021年11月9日、満99歳で波乱の生涯を閉じた作家・僧侶の瀬戸内寂聴。恋愛に生き、情熱を作品に昇華させる前半生を送った彼女に出家を決意させたのは、同業者で妻子ある井上光晴との7年にも及ぶ道ならぬ恋だった――。
その渦中にいた井上夫妻の長女で直木賞作家の井上荒野が、彼らをモデルに綴った傑作小説「あちらにいる鬼」が映画化された。
主人公・みはる、のちの寂光に寺島しのぶ、白木篤郎に豊川悦司を迎え、白木の妻・笙子を広末涼子が演じる。監督・脚本は、『ヴァイブレータ』、『やわらかい生活』などで協働してきた廣木隆一と荒井晴彦。
みはると篤郎が最後の夜を経て、剃髪した彼女が寂光となった後も保たれた3人の言いようのない繋がり。恋情、熱情、激情……と感情の形を変えながら、やがて慈しみの心持ちに至った時、私たちは愛というものの底知れなさを突きつけられることだろう。男女を超えたその先の境地に迫る、濃密な人間ドラマがここに完成した。
1966年、講演旅行をきっかけに出会った長内みはると白木篤郎は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲となる。
もうすぐ第二子が誕生するという時にもみはるの元へ通う篤郎だが、自宅では幼い娘を可愛がり、妻・笙子の手料理を絶賛する。
奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはる、全てを承知しながらも心乱すことのない笙子。緊張をはらむ共犯とも連帯ともいうべき3人の関係性が生まれる中、みはるが突然、篤郎に告げた。「わたし、出家しようと思うの」。
『あちらにいる鬼』(2022/日本/139 分/5.1ch/シネマスコープサイズ/カラー/デジタル/R15+)
監督:廣木隆一
出演:寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子、高良健吾、村上淳、蓮佛美沙子、佐野岳、宇野祥平、丘みつ子、夏子麻美、高橋侃、片山友希、長内映里香、輝有子、古谷佳也、山田キヌヲ
原作:井上荒野「あちらにいる鬼」(朝日文庫)
配給:ハピネットファントム・スタジオ