日時
上映中~11月24日(木)
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
上映中~11月24日(木)
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
2014年に桜島のふもとで産声を上げた野外音楽フェス「WALK INN FES!」は、「僕らの街は、僕らで創る。」をテーマに掲げ、当初は協賛も募らず、プロのイベンターを使わず、出演するバンドマンたちがステージを設営し出番以外の時間は運営を手伝うDIYなフェスだ。ライブだけでなく音楽、ダンス、食、アート、アパレルから子供たちの経営するお店まで、様々なジャンルが一堂に会しながらも規則や禁止行為を極力設定せず、参加者が自ら考え場を創り出す。そして「WALK INN FES!」のもう一つの特徴は地元のミュージシャンが数多く出演し、名だたるバンドやアーティストと肩を並べてパフォーマンスを披露すること。日本でも数少ない「自立するローカルカルチャー」の雛形でもあり、それはまさに小さな「街」のようだった。年々参加者の増加と共に「街」は徐々に広がり続けた。しかし、2020年、コロナウイルスの猛威が世界を襲った。音楽フェスが続々中止になり、ライブハウスからも音が消えた。
僕らの「街」はこのまま終わってしまうのか?フェスの発起人である音響エンジニアの野間太一は鹿児島の仲間達と何を考え、この「街」を創ったのか?
自主制作映画としては異例の総出演アーティスト数130を超えるライブシーンやインタビューなど、10年にも及ぶアーカイブから紡がれる、音楽から生まれた街「WALK INN FES!」と「鳴らし続けている者たち」による映像詩が完成した。
2014年に誕生してから来年で10年。Ken Yokoyama、BRAHMAN、the band apartなどの名だたるバンドの他、鹿児島。
バンドを含む総勢200組にも及ぶミュージシャンが出演した新しい「街」の成長を記録し映画化したのは、80年代の日本のハードコア・パンクシーンの黎明期を記録したパンクドキュメント映画『ちょっとの雨ならがまん』(1983)の安田潤司監督。安田監督は2012年に鹿児島に移住。「フェスという名の街創り」に感銘を受け、2018年より「WALK INN FES!」に参加。街の住人の1人として、地元の若者たちとカメラを廻し、コロナ禍の真っ只中に本作を完成させた。フェスのテーマと同じく制作、配給、宣伝も自分達で行うこの映画そのものが「WALK INN FES!」の一部だ。
『素晴らしき日々も狼狽える』(2022年製作/111分/G/日本)
監督:安田潤司
出演:KenYokoyama、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、西片明人(SPC peak performance、東北ライブハウス大作戦)、鈴木 圭介(フラワーカンパニーズ)、木下正行(locofrank)、磯部正文(HUSKING BEE)、木暮栄一(the band apart)、コザック前田(ガガガSP)、北畑欽也(bacho)、ぢゃんシーラカンス、島崎清大(その日暮らし)、助(Tonto)、西聖夜、ゆかり(幡ヶ谷再生大学)、千葉裕昭(大船渡KESEN ROCK FREAKS)、黒澤 英明(石巻BLUE RESISTANCE)、太田昭彦(KLUB COUNTER ACTION 宮古)、野原健史(のはら農研塾)、西原一将(株式会社 西原商会)、塩屋楓優、野間太一、幡ヶ谷再生大学、東北ライブハウス大作戦 ほか
主題歌:「ファウスト」bloodthirsty butchers
配給:安田映像研究所